2017年3月17日号 Vol.297

サーカスの黄金時代、呼び起こす
レトロな衣装・斬新な演出
「サーカス1903」


息を呑む「綱渡り」 (All Photos by Mark Turner)


パペットの象が人気


レトロでノスタルジックな雰囲気のサーカス「サーカス1903:黄金時代のサーカス」が4月5日(水)から16日(日)まで、マディソン・スクエア・ガーデンで上演される。
デジタル化が加速する一方で、最近では「アナログ的なもの」や「古い文化」が注目されている。この「サーカス1903」は、まだサーカスが娯楽の中心であった1900年代初頭がコンセプト。とは言うものの、当時、「花形」だった動物芸は行わず、曲芸の完成度や難易度を追求。レトロな衣装と舞台セットに、斬新な演出が加わり、「地球上で最も素晴らしいサーカス」と、評価は高い。
演出は、ロンドンやシドニーで数々のサーカスショーを手掛けてきたサイモン・ペインターとティム・ローソン。両氏は、ブロードウェイで上演されたマジック・ショー「イリュージョニスト」を手がけている。
プロデュースは、マジックスペースエンタテインメントが担当。「ウィットネス・ザ・インポッシブル」、「ドニー&マリー」などのミュージカルや、ジャネット・ジャクソン、シェール、フリートウッド・マックらの全国ツアーにも携わっている。まさに、強力タッグによる豪華なエンターテイメントと言えるだろう。
プログラムは、綱渡りやトランポリン、空中ブランコなどの空中曲芸、バランス技、力技など多様。極限まで鍛えられた巧みな技を、言葉を持たないクラウンたちが絶妙に繋ぎ、ショーを盛り上げていく。
また、サーカスの「シンボル」とも言える「象」も登場。近年、サーカスでの動物芸は「虐待だ」と批判されているが、この「象」は作り物。人間が動かしているパペットだ。大きな象はとても愛らしく、大人も子どもも大喜び。
息を飲む大技あり、笑いありと、家族みんなで楽しめる魅惑的なショーだ。
NYC公演後は、スケネクタディ(NY)、ハートフォード(CT)、シャーロット(NC)など、各地で公演が予定されている。全スケジュールは別記サイトで確認を。

CIRCUS 1903
The Golden Age of Circus
★NYC公演
■4月5日(水)〜16日(日)
■会場:Madison Square Garden
 4 Pennsylvania Plaza
■$39〜$129
www.circus1903.com



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