2017年05月12日号 Vol.301

第45回米国日本人医師会晩餐会
17人の医学生、研究者に奨学金



米国日本人医師会(JMSA、安西弦会長)の第45回年次晩餐会が、4月29日、市内のイエールクラブで開かれた。日系医療関係者ほか、JMSAの活動を寄付によって支える日系企業、JMSAのコミュニティーアウトリーチ団体などが集った。
チェアパーソンを務める加納麻紀医師と柳澤貴裕医師のあいさつ後、メイン・エンターテインメントとして会場を一気に活気づけたのが、和太鼓グループ「鼓舞」だ。2000年宮本やこさんを中心にNYで創設されたグループで、和太鼓とタップ、ヒップホップ、ストリートダンスを融合させた独自のスタイルを確立。この日、限られた演奏時間であったが会場中に和太鼓の音を鳴り響かせ、鮮やかな身のこなしを披露。会場から大きな拍手が送られた。
続いて、会長の安西医師の後、本間俊一医師が東北からの医療レジデント教育プログラムについて紹介。そして、プログラムにはないサプライズゲストとして、ボビー・バレンタイン氏が駆けつけ、会場を大いに盛り上げた。
バレンタイン氏は、日米のプロ野球リーグで、選手、監督として多大な実績を上げている。日本の野球を高く評価し、親日家としても知られる。この日は、「日米の医療の架け橋として、今後も素晴らしい活動を期待している」と述べた。
スピーチが終わり食事の時間になると、東北からニューヨークへの研修プログラムで来ていた若い医師たちに取り囲まれ、記念撮影をするなど、バレンタイン氏もご機嫌な様子だった。
最後は、大石公彦医師が、医師会主催の「ライフ・サイエンス・フォーラム」と、子供向けの「ライフ・サイエンス・フォーラム・キッズ」の活動を紹介した。
そして例年どおり、日米の医療分野で研究を行う17人の医学生、医師らに奨学金が授与された。
2017年JMSA医学奨学金を授与された医師、医学生は以下のとおり。
▼本庄JMSA奨学金=エブナー・ダン(ブラウン医科大学)、森翔子(SUNYダウンステート医科大学)、豊田佳子(ワイル・コーネル医科大学)
▼村瀬九郎医師JMSA奨学金=高橋卓医師(SUNYダウンステート医科大学小児科レジデント)、植村健司医師(マウントサイナイ病院高齢者医療・緩和医療フェロー)
▼三井USA・JMSA奨学金=ケイカウダー・ハリー、中沢良平(いずれもマウントサイナイ・アイカーン医科大学)、田畑美香(スタンフォード医科大学)
▼ニッポン・ライフJMSA奨学金=星野梨紗医師(マウントサイナイ・アイカーン医科大学小児科/遺伝学レジデント)、ジェイク・レヴィン(マウントサイナイ・アイカーン医科大学)
▼西岡JMSA奨学金=本間絵理(ジョージ・ワシントン医科大学)、森口陸(アルバート・アインシュタイン医科大学)、田辺美穂子(フィラデルフィア・カレッジ・オブ・オステオパシック・メディスン)
▼レイモンド関口医師・JMSA奨学金=伊藤慶一博士(ロックフェラー大学)、小川史洋医師・医学博士(ワイル・コーネル医科大学)
▼トヨタJMSA奨学金=藤谷謙司医師(ストーニーブルック大学病院)、渡邉伊知郎医師(フェロー、フィラデルフィア・チルドレンズホスピタル)


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