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今年で100周年を迎えたジャパン・ソサエティー(日本協会)では、5月9日、ニューヨーク・ヒルトンホテルで「100周年記念晩さん会」を開いた。当日のキーノートスピーカーには元大統領のビル・クリントン氏を迎え、特別ゲストとして協会を全面的に支援しているデービット・ロックフェラー氏、トヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎氏、さらにウエストバージニア州上院議員のジョン・ロックフェラー4世を迎えた。また映画「明日への記憶」(洋題・Memories of Tomorrow)試写会のためニューヨークを訪れていた俳優の渡辺謙氏も顔を見せ、花を添えた。 約1000人が参加した晩さん会は日系人の俳優、ジョージ・タケイ氏の司会ではじまった。ジャパン・ソサエティーのリチャード・ウッド理事長「この晩さん会で240万ドルの浄財が集まった。これもひとえに皆様方の協力のたまもの」と開会宣言のあいさつをした。続いて、ロックフェラー社のジェームス・マクドナルド社長が「100周年を機に日米関係がさらに親密になるだろう」とあいさつ。 この後、ニューヨーク総領事館の櫻井本篤大使からジャパン・ソサエティーに「創立以来、政治、経済、文化面など広範囲に渡って日米間の相互理解の増進に貢献した」として外務大臣賞が授与された。 これらの式典が終わると、特別公演として人間国宝で歌舞伎俳優の坂田藤十郎が、華やかな出で立ちで「島の千歳」を約 20分間舞った。76歳とは思えぬ軽やかな舞、数度舞台で衣装を着替える早業に場内から大きな拍手が沸き起こった。 ディナーのあとこの日のメインイベントでもあるクリントン元大統領が講演した。クリントン元大統領は日米関係について、重要性を過小評価する見方も出ているが「両国間の関係は極めて重要不可欠なものだ」と述べた、さらに、北朝鮮の核問題にもふれ「日米両国は真のパートナーシップを築いていかなければならない」などと約30分話した。 ジャパン・ソサエティーは1907年5月設立。長年にわたって日米交流・友好を目的に、晩さん会や美術展をはじめ様々な文化活動を展開させ、今日のジャパン・ソサエティーの礎を築いてきた。戦後まもなく、ジャパン・ソサエティーは徐々に復活。52年から78年まで、ジョン・D・ロックフェラー3世が強いリーダーシップで精力的に活動を展開させ、年間100件以上のプログラムを提供している。 現在は日米の法人会員200社、個人会員2500人と全米随一の規模を誇る日米交流団体だ。 田坂氏ら迎えシンポ 「21世紀イノベーションの原動力・即興力、創造力、協調性」と題したシンポジウムが5月24日(木)午後6時から開催される。参加イノベーターはグラミー賞受賞者でジャズプロデューサーのマーティー・アシュビー氏、ビジネス書の作家、ダニエル・ピンク氏、ソフトバンク代表の田坂広志氏、「ファースト・カンパニー」誌編集者アラン・ウェバー氏、ビジネスコンサルタントのキース・ヤマシタ氏。 入場料は一般10ドル、会員、シニア8ドル、学生5ドル。詳細は212・752・3015まで。