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Vol.183:2012年6月1日号
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よみタイムVol.183 2012年6月1日発行号
日米カウンセリングセンター
ファンドレーズ晩餐会開催

三菱コーポレーションのテーブルで。手前中央が桐畑さんと松木さん

日本人のためのメンタルヘルスクリニック「日米カウンセリングセンター」が、創設30年目にして初のファンドレーズ晩餐会を、5月23日、市内のホテルで開催した。アジア系と日系企業・団体・個人など合計125人が集まった。
 同センターは、ローワーイーストサイドの移民向け非営利福祉団体「ハミルトン・マディソンハウス」の「ジャパニーズクリニック」部門だ。運営は、政府の助成金とコミュニティーからの寄付で賄われている。
 1898年創設の同ハウスは、現在中国系を中心にアジア系移民の支援に尽力する。日米カウンセリングセンター開設は1983年。医療保険がない人でも安心して精神カウンセリングを受けられる場所として、日本人コミュニティーで貴重な存在だ。開設時からカウンセラーをする松木史(ふみ)さんと、2004年から勤務する桐畑美香さんは、いずれもニューヨーク州認定クリニカル・ソーシャルワーカー/サイコセラピスト。
 晩餐会では、在ニューヨーク総領事・廣木重之大使と日系人会がコミュニティーへの貢献を称えられ表彰された。このほか、この日のファンドレーズに多大な支援を行った三菱コーポレーションや、NY日本商工会議所など、多くの企業、団体、個人に対し謝辞が述べられた。
 常に赤字運営の日米カウンセリングセンターは、ハミルトン・マディソンハウスという母体に守られているからこそ存続しているのが実情だ。「同ハウスのエグゼクティブ・ディレクター、マーク・ハンデルマンさんの、日本人社会のニーズに対する深い理解があってこそ」と、松木さんは話していた。