2017年06月09日号 Vol.303

ナウシカから千尋まで
宮崎アニメ6本・全米で上映
「スタジオ・ジブリ・フェスト2017」


NAUSICAÄ OF THE VALLEY OF THE WIND © 1984 Studio Ghibli - H


KIKI'S DELIVERY SERVICE © 1989 Eiko Kadono - Studio Ghibli - N


SPIRITED AWAY © 2001 Studio Ghibli - NDDTM


世界中から良質なアニメーション作品を選出・配信する「GKIDS」が、6月から11月まで「スタジオ・ジブリ・フェスト2017」と題し、宮崎駿の代表作6本を全米で上映する。
毎月1本、それぞれ2日間の限定上映で、初日は英語吹き替え、2日目は日本語オリジナル音声に英語字幕。上映映画館はオフシャル・サイト(別記)から検索できる。

6月は、「となりのトトロ」(88年)。時代は昭和30年代前半、日本の田舎が舞台。「子どもしか出会えない」という不思議な生き物・トトロと少女たちの交流を描く。
7月は「魔女の宅急便」(89年)。角野栄子の同名絵本が原作で、一人前の魔女になるため、親元を離れて自立する少女・キキの物語。ちなみに、アニメのストーリーは原作全6巻の内2巻まで。オリジナルではキキの35歳までが描かれている。
8月は「天空の城ラピュタ」(86年)。飛行石によって空中に浮かぶ伝説の都市「ラピュタ」を目指す少女シータと少年パズーの冒険物語。
9月は「風の谷のナウシカ」(84年)。宮崎駿の出世作で、この後スタジオジブリを設立した。原作は宮崎の同名漫画で、映画化された部分は全7巻の内2巻まで。原作では風の谷を救ったナウシカに、更なる試練が襲いかかる。
10月は「千と千尋の神隠し」(01年)。不思議な場所に迷い込んだ人間の少女が、神々が集う「銭湯」で働きながら元の世界へ帰るために奮闘する。
11月は「ハウルの動く城」(04年)。老婆にされた主人公・ソフィーと、魔法使いハウルたちとの物語。原作はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童小説「魔法使いハウルと火の悪魔」で、これも続編が2つある。

「風立ちぬ」(13年)で引退宣言をした宮崎駿だが制作意欲は衰えず、宮崎初となるCGアニメ短編「毛虫のボロ」を制作しているそうだ。加えて今年5月19日付けの「スタジオ・ジブリ」のウェブサイトでは、新作長編アニメ映画制作のためのスタッフを募集。宮崎は引退を撤回し、年齢的にも「今度こそ本当に最後の監督作品」にとりかかる。制作期間3年が予定されている。

Studio Ghibli Fest 2017
★となりのトトロ
6月25日(日)・26日(月)


★魔女の宅急便
7月23日(日)・24日(月)


★天空の城ラピュタ
8月27日(日)・28日(月)


★風の谷のナウシカ
9月24日(日)・25日(月)


★千と千尋の神隠し
10月29日(日)・30日(月)


★ハウルの動く城
11月26日(日)・27日(月)


★上映館はウェブサイトから検索
www.ghiblifest.com



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