2017年06月09日号 Vol.303

茶の文化と野点楽しむ
利休前の茶遊び紹介


日本クラブが、茶道展「茶の文化―野だてを愉しむ現代茶箱」を、6月15日(木)から7月19日(水)、同ギャラリーで開催する。
ギャラリー内を屋外に見立て、曲げわっぱやナンタケットバスケットなど、アーティストらによる意外な茶箱、機能的な茶器のほか、桜や秋草を題材にした琳派画、和歌を展示。作法に縛られない自由な発想と、風流な催しを楽しむ利休前の茶遊び文化を紹介する。
野点(のだて)は、花見や紅葉狩りなどの季節に、野外で行われる日本古来の茶遊び。お茶を点て自然を愛で、移りゆく季節に思いを馳せながら、和歌や俳句を詠む行事だ。寺院から発生し武家社会で洗練された茶道と異なり、野点には「作法」がない。初心者でも気軽に参加できるのが特徴。
現代において、茶道具一式を収める茶箱に、骨董品とモダンな品、和洋を合わせることができるのも、野点ならではの趣向だ。

ワークショップ
「初めての抹茶」


6月17日(土)は、初心者向けのワークショップ「初めての抹茶」が開催される。講師は、京都「一保堂茶舗」六代目夫人、渡辺都さん。著書に「お茶の味」(新潮社)がある。
ワークショップでは抹茶の製造工程や味わいの特徴、抹茶を点てる道具や点て方を紹介し、実際に茶筌を使って抹茶を点てる。抹茶と菓子の合わせ方や抹茶選びのポイントなどを、実演を交えながら紹介する。
茶道展は入場無料だがワークショップは有料。詳細別記。

★野点展
■6月15日(木)〜7月19日(水)
■会場:日本クラブ7階
 日本ギャラリー
 145 W. 57th St.
■入場無料
www.nipponclub.org

★ワークショップ「初めての抹茶」
■6月17日(土)1:30〜3:00pm
■日本クラブ会員$10、ゲスト$15
 別途材料費$10
■問合せ・申込み:(本多さん)
 TEL: 212-581-2223
 yhonda@nipponclub.org


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