2017年06月09日号 Vol.303

最先端技術と肉体的な表現力をコラボ
新形態を探求するパフォーミングアート
「In the Box 2 -You and Me- 」
6月30日(金)から5公演



1年半前に公演された「In the Box」で


「In the Box」は、映像・照明・音響など、最先端の技術と、人間の肉体的な表現力をコラボレーション。舞台芸術の新形態を探求するパフォーミングアートだ。

演出・企画・構成は、日本のエンタメシーンで活躍する西山裕之(a.k.a. nissy)。
パフォーマーは、日本が世界に誇るダンサー、折原美樹。
音楽は、Jポップからジャズに転身し、ニューヨークで活躍するミュージシャン、大江千里。

前回の公演では、量子物理学の「シュレーディンガーの猫」を軸に、人間の生き方を紐解き、排他的でかつ相矛盾するその本質性を描いた。

第2弾となる今回の「In the Box 2 ーYou and Meー」では、新たなストーリーと更なるテクノロジーの融合を追求している。センサー技術に赤外線カメラを導入。ダンサーの動きに合わせて映像を変化させ、CGを駆使した演出を実現。立体的な音響で会場を包み込み、不思議なイマジネーションの世界を引き出す。肉体と技術、アナログとデジタルを融合させ、人間の存在を表していく。

作品テーマは、タイトルの「Box(箱)」に着目。「箱」は通常、物を入れるための容器。幼い頃にドキドキしながら開けた「プレゼントの箱」、どこかで聞いた「パンドラの箱」の話など、「箱」というモチーフは、様々な思い出や状況を想起させる。

私たちは「地球」という「箱」の中に住み、一人一人が「感情」という「箱」を持ち、その起伏を「心」という「箱」にしまい、それを開け閉めすることで自らをコントロールしている。人間の内面や生きる姿を、どこにでもある「箱」として捉え、「箱」という共通概念がパフォーマーと観客との距離を縮め、互いに一体感を感じられる空間を目指している。

新たな表現に挑戦し続ける新作「In the Box 2」に、期待が高まる。

In the Box 2 - You and Me -
■6月30日(金) 7:00pm / 9:00pm
■7月 1日(土) 6:00pm / 8:00pm
■7月 2日(日) 5:00pm
■会場:LA MAMA -The Club-
 74 E. 4th St. (bet. 2nd Ave. & Bowery)
■チケット:大人$30、学生$20、VIP$100
www.inthebox-nyc.com



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