2017年08月11日号 Vol.307

塚本暁宣・個展
「ニューキュビズム」シリーズ新作
ピカソへの敬意表明


ニューヨーク市を拠点に制作活動を行うアーティスト、塚本暁宣(あきのぶ)の個展「ナチュラル・ボーン・プランクスター」が、8月10日(木)から31日(木)まで、チェルシーのギャラリーで開催される。
塚本は、2014年武蔵野美術大学大学院を卒業、東京を中心にシルクスクリーン作品を発表してきた。ニューヨークに拠点をうつしたのが16年。ペインティングを主軸にした、創作活動を続けている。
この個展では、「ニューキュビズム」シリーズの新作を発表する。「ニューキュビズム」とは、塚本が昨年から取り組んでいる新シリーズ。幼少期に親しんだ西洋の漫画やアニメ(カートゥーン)、絵画を始めるきっかけになった西洋美術を取り上げており、新シリーズでありながら、塚本の原点回帰とも言える作品群だ。
抽象絵画とカートゥーンを混ぜ合わせた作品群は、抽象画の巨匠ピカソへの敬意の表明であり、正統派キュビズムに対する「フィクションとしてのキュビズム」。コミック風に誇張された線や、抽象的な画面の中にしばしば登場するピンクパンサー風キャラクターは、架空の名画であることの比喩として登場しているという。ピカソの名作を、カラフルな色彩で、軽やかにニューキュビズムとして蘇らせている。

■8月10日(木)〜31日(木)
 水〜土12:00-6:00pm
■会場:IAM Gallery
 547 W. 27th St., # 519
 (bet. 10th & 11th Aves.)
■入場無料



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