2017年10月6日号 Vol.311

舞踊家・柏木みどり新しい試み
洋楽×日本舞踊、人形舞とのコラボも
ミッドタウンで10月13日



舞踊家・柏木みどりが10月13日(金)、9年ぶり5回目のニューヨーク公演を行う。会場は東59丁目のフローレンスグールド・ホール。
柏木は、日本舞踊にジャズ、モダンダンスを融合した独自のスタイルを編み出した異色の舞踊家/振付家。ストーリー性に富んだドラマチックな舞台で、日米で高い評価を受けている。
15歳で日舞の柏木流の名取となり、女優活動をした後、ジャズダンス創成期にその魅力に惹かれ、ダンス修行のためニューヨークに。
能や歌舞伎、人形浄瑠璃といった日本の伝統芸能から、現代に通じる普遍的なテーマを追求するのが柏木の作品だ。男女間の性の魔、心の深淵、人間の根底にある情念を踊る。観る者に鮮烈な印象を与える舞台で知られる。
今回のニューヨーク公演では、二つの作品を披露。第一部は、日本舞踊のソロ。バレエ音楽「ボレロ」に乗せ、愛する人との別離から、思いを断ち切れない心の葛藤、悲しみから立ち直り強く生きていこうとする女性の生き様を表現する。洋楽で日本舞踊を踊る新しい試みだが、「違和感なく仕上がっている」と柏木は話す。
第二部は、人形浄瑠璃と歌舞伎でおなじみ、近松門左衛門の「曽根崎心中」。新垣隆作曲の音楽に合わせ、人形舞のホリ・ヒロシが操る等身大の人形を相手に踊る異色作だ。
江戸時代、大阪の曾根崎新地。ホリによる人形舞は醤油屋・平野屋の手代徳兵衛。恋仲にあるのは、柏木演じる天満屋の遊女お初。叶わぬ恋の終わりに、「あの世で一緒になろう」と心中を選ぶ二人の、純粋な愛を描く。
読者向けに、チケットの割引コードがある(詳細別記)。

■10月13日(金)8:00pm
■会場:Florence Gould Hall -
 French Institute Alliance Française
 55 E. 59th St.
 (bet. Park & Madison Aves.)
■一般$30、シニア$18、学生$18
■Box Office:212-355-6160
www.ticketmaster.com
■柏木みどりHP:www.midori-kashiwagi.com


★割引コード(オンライン/電話/窓口購入でも対応)
MDRA17(一般用 $30→$15
MDRS17(シニア用$18→$10
MDRSTU(学生用 $18→$10


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