2017年11月3日号 Vol.313

NY州の医療保険加入始まる
2018年も変わらず運営「オバマケア」


トランプ政権の下、「オバマケア」の存続が議論されているが、ニューヨーク州では2018年もこれまでと同様に運営されることが決まっている。「オバマケア」とは通称で、正式名称「アフォーダブル・ケア・アクト」の下で、各州政府が運営する医療保険制度のことだ。そのあり方は、州によって異なる。
そのニューヨーク州医療保険2018年の加入受付の開始は、新規加入が11月1日、更新は11月16日から。新規・更新とも、2018年1月1日からの保険発効を希望する場合は、12月15日までに加入手続きを完了すること。
罰金は、1年のうち3ヵ月無保険でいた場合。罰金を避けるためには18年1月31日までに加入すること。その場合は3月1日からの保険発効となる。
加入手続きは、すべてオンライン。ニューヨーク州保健局のウェブサイトから行う。自分でもできるが、わかりにくい質問もあるほか、この保険制度の仕組みそのものを理解していない人のために、州認定のナビゲーターに手伝ってもらう方が確実だ。

日本語での加入支援
JAAで無料提供


日本語でも支援が受けられる。アジア系の家族向け福祉団体「CACF(Coalition for Asian American Children & families)を介して、16年州認定ナビゲーターの資格を取得した関久美子さんと原貴子さんが、CACFからの派遣という形で、ニューヨーク日系人会(JAA)で、日本語での支援を行っている。
ニューヨーク州には、エッセンシャルプランやチャイルド・ヘルスプラスという、子供や低所得者向けの州独自のプランがある。連邦政府による低所得者向けメディケイドを受ける資格はないが、州のマーケットプレースを通して民間保険プランを購入するだけの経済力がない場合は、こうした州運営のプランに入ることも、「アフォーダブル・ケア・アクト」を通して可能になる。
ニューヨーク州医療保険のすべてのプランに共通するベネフィットとして、予防医療(主治医による健康診断、血液・尿検査、マモグラム他を含む婦人科検診、予防接種ほか)が無料であることなどがある。
「初めて加入する人は、お問い合わせください」と関さんは日本人コミュニティーに呼びかけている。支援はすべて無料。今あるプランを更新する人も、州のサイト(マーケットプレース)で内容を確認することが勧められる。

★日本語ナビゲーターによる加入アシスト
■相談受付:TEL: 646-892-7792(関さん、原さん)
■相談室:NY日系人会(JAA)内:49 W. 45th St., 11th Fl.


★自分で加入・登録する場合はNY州のマーケットプレースHPから
nystateofhealth.org
■TEL: 855-355-5777(英語)


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