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Vol.146:2010年11月19日号
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 よみタイムについて
よみタイムVol.146 2010年11月19日発行号
デコ・ケーキでホリデーシーズンを演出
バースデーやウエディングにもぴったり
ケーキ・アーティスト _ アーニャ・リーベンサームさん



子どもも大人も大歓声!ピーターパンの「ネバーランド」

ケーキ・アーティスト
アーニャ・リーベンサームさん

第二の故郷アフリカのイメージからインスパイアされたカラフルなケーキ

正統派のウエディング・ケーキも人気

 アーニャ・リーベンサームさん、お菓子のアーティストである。
 手の込んだディテールで見るものを驚嘆させる。高さ40センチほどの着飾った王妃マリー・アントワネットから、小さな子どもたちが歓声をあげるピーターパンのネバーランド、愛らしいスノーマン、一本一本の弦まで再現する精密なギター、上品でクラシックなウエディング・ケーキまで、彼女の手にかかると、まるで魔法のようにお菓子に生命が吹き込まれる。さらにおいしい!お菓子の必須条件はすべて満たしている。
 アメリカのデコレーション・ケーキにはしばしばこうしたケーキの彫刻が登場するが、食べておいしいというケーキはあまりないのが実態で、着色素材が気になるものも多い。
アーニャさんのケーキは、まず食べておいしい。さらに素材はすべてオーガニック!ときているから人気は急上昇中だ。
 ドイツ人のアーニャさん、ドイツの大学を卒業すると菓子職人への夢が捨てきれず、パリのコルドン・ブルーのパティシエ・プログラムに入り主席で卒業。伝統的なケーキ作りを学んだ。その後両親の勧めで渡米。大学院でコミュニケーションの修士号を取得するが、再びケーキ作りに軌道修正。02年、運よくニューヨークでケーキ作りの達人コレット・ピーターに採用され、アメリカ独特のケーキ・アートの世界を学び、目覚める。人生初めての仕事はやはりケーキ作りとなった。その後、一時期チョコレート作りにも専念したアーニャさん、ケーキ・アートの世界をさらに独自に広げることに成功。
 今や、子どもたちや大人の誕生日パーティーから、企業の年次パーティー、結婚式、レストランの開店パーティー、ギャラリー・オープニングなどと、大忙しの毎日を送っている。
 ハンブルクで生まれ育ち、父親の仕事の関係で10歳の時にアフリカへ移住。ドイツ本国の大学に進学するまでアフリカで暮らしたアーニャさん。「アフリカの風土はとてもカラフル。私のケーキにもそういう色彩感覚が出てるのかも知れませんね」。
 ケーキの値段は500ドルから。「出来たら1ヶ月前に注文を頂けるとありがたいです。出来るだけどんな注文にも合わせます。日本的なイメージにも自信がありますよ」と笑った。
 年末年始のグループ・パーティーに気の利いたスパイスになること請け合いだ。
(文・塩田眞実)

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