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よみタイムVol.103 12月26日号
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よみタイムVol.103 2008年12月26日発行号
米国日本人医師会
第2回NPO助成金授与式
3万ドルがヘルス系10団体に
加納医師(左)から小切手を受け取る「ブルックリンで子育て」の代表ベンソンさん。初の助成金獲得に、当日はかなり緊張していた
櫻井大使(右) より、外務省からの表彰状を受け取る日本人医師会の古山会長(中央)と、本間前会長
米国日本人医師会(JMSA=古山ジーン会長)の年末恒例レセプションが12月12日、マンハッタンのコロンブス・シティズンズ・ファウンデーションで開かれた。ニューヨーク周辺の医療関連日系NPOへの助成金プログラムの授与式と、2008年夏に日本政府(外務省)から医師会に贈られた表彰状の授与式が行われた。
まずは、レセプションのチェアパーソンを務めた加納麻紀・内科医師から、コミュニティー・アウトリーチの大切さと、JMSA初の助成金プログラムについて説明された。2007年に設立されたこの助成金プログラムは、今回で2回目になる。
医師会が、助成金プログラム用に日系企業などから寄付を募り、それを資格ある団体に分配するというもの。初年度は1万ドルだった助成金予算が、今回は3万ドル。全10団体に分配された。
前年に引き続き助成金を獲得した団体がほとんどだが、今回初めての団体が2団体あった。その一つは、昨年の本紙正月号で、コミュニティー紙に初登場した「ブルックリンで子育て」(ベンソン七重代表)。
「ブルックリンで子育てをしている日本人家族のネットワークです。今やメンバーも150家族になりました」とベンソンさんが話すと、会場から「ブルックリンで子育てをする日本人家族がそんなにいるのか」という驚きの声が上がった。
もう一つの団体は、乳がん患者支援団体のネスト(松本美知代代表)。1994年から活動している、ニューヨークの日本人女性による乳がん団体の草分けだ。派手な活動をしない代わりに、こつこつと地道に草の根活動を展開。これまでに、たくさんの乳がん患者をサポートしてきた。
ほかに、前年から引き続いて助成金を受けた団体は、日米カウンセリングセンター(ハミルトン・マディソンハウス)、平安*華麗に加齢ネットワーク、ニューヨーク日本人教育審議会・教育相談室、日米ソーシャルサービス(JASSI)、ニューヨーク・デ・ボランティア、すくすく会、ヤング・ジャパニーズ・ブレストキャンサー・ネットワークの8団体。
ほかに、団体ではないが、団体間のネットワーク、ニューヨーク邦人医療支援ネットワーク(ジャムズネット)にも、活動資金として助成金が授与された。
助成金を獲得した団体は、日本人への心のケアを安価で提供する団体もあれば、ニューヨークでの加齢を応援する団体、教育問題の相談をする団体、ボランティアによる日本人の米国社会貢献を応援する団体と、ニューヨークの日系コミュニティーの中で、それぞれに大切な役割を果たしている。
助成金プログラムに寄付をした企業は、トヨタモーター・ノースアメリカ、日本商工会議所(JCC)ファンド、本庄洋介氏(伊藤園ノースアメリカ社長)、大和セキュリティーズ・アメリカ、三菱重工アメリカ、豊田通商アメリカ、ブラザー・インターナショナル、クラビアーハウス。レセプションには、各企業の代表も参加していた。この他、日本のジャズピアニスト、池田みどりさんが、最新CDの売り上げを全額寄付した。