2017年2月17日号 Vol.297

NY市の出生証明
性転換申請が急増

ニューヨーク市で、出生証明の性別変更手続きが2015年に簡易化されて以来、申請件数が急増している。
 市の保健精神衛生局が3月初めに発表したところによると、15年以来申請件数は731件。簡易化以前は年間平均20件だったものだ。性転換手術を受けたものの、法的な性別はそのままにしていた人がいかに多かったかが分かる。
 内訳をみると、男性から女性への変更が55%、女性から男性が45%。変更申請をした人々の年齢は5歳から76歳まで幅広い。18歳以下が41人で、この場合親が承認している。
 従来、出生証明の性別変更には、性転換手術を受けたことの証明が必要だったが、簡易化後はそれが免除され、医師またはメンタルヘルス専門家が書いた証明書か宣誓供述書を提出するだけで、手続きが可能になった。
 さらに16年には、ニューヨーク市は全米で初めて、出生証明に「間性(中間的な性)(Intersex)」の項目を盛り込んでいる。

EZパス30万ドル未払
一体どうやって?

NJ州でマンボ・トランスポーテションという運送屋を経営する男が、30万ドルのEZパス未払いと、3250件の交通法違反で、3月初旬に逮捕された。
1ヵ月も前に、この運送屋の社員が運転していたトラックが、リンカーントンネルのトールブースで不審車両として引っかかり、ポートオーソリティー警察に没収されていた。この男、ホゼ・ラミレス(50歳)は、そのトラックを引き取りに同警察に出向いたところを逮捕された。
不審とされた理由は、トラックが没収された際、ナンバープレートがテールライトで隠れて見えなくなっていたから。故意にプレートを隠したのか、たまたまそうなっていたのかは不明だったが、とりあえず没収。
ところが、ラミレスが引き取りに来てみると、莫大なEZパスの未払い額や、過去の違反が芋づる式に出て来たという。
驚くべきは、こういう輩はどうやら少なくないらしいということ。米メディア各社が伝えるところによると、EZパスと罰金の未払い額64万ドル以上の男、同100万ドル以上の運送屋他が、今年1月に逮捕されている。
それにしても、一体どうやったらそれほどの額のトールをぶっちぎって、あのトールブースを車で通過できるのか、教えてほしいくらいだ。
ポートオーソリティー警察によると近年は、ニューヨーク市周辺の橋やトンネルのトールでは、不審車や、過去に未払いのトールがある車両はすぐに探知する技術が導入され、通過できないようになっているということだ。
余談だが、逮捕されたホゼ・ラミレスという男を調べようとしてググると、まず同姓同名の野球選手が出て来る。ラテン系、同じ名前が多すぎる。同姓同名の別人が間違って逮捕されるなんてことも、あるんじゃないだろうかと、つい余計なことまで考えてしまった。

トランプで一儲け?
節操ないじゃないか

ヒラリー・クリントンに清き一票を投じ、トランプの当選におののいた民主党支持者たち。が! 反トランプデモに参加しているうちに商売を思いつき、ちゃっかり一儲けしている連中がいる。
この無節操なヒラリー支持者とは、トランプタワーの前で繰り広げられるデモ現場で、反トランプグッズを売る人々。ヒットラーのヒゲをつけたトランプを表紙にしたタイム誌、ブチューッとキスするプーチンとトランプのイラスト、顎が馬糞状態でハエがたかるトランプーーこの3枚のポスターを、1枚5ドル、3枚セットで10ドル…。そんなものを買ってどうするかと思うが、買う人がいるんだろう。
彼らは「トランプは嫌い。でも今はトランプが当選して嬉しい」と悪ぶらずにメディアの取材に答える。そういえばトランプの選挙公約に「雇用創出」があった。この現象はその番外編ってことか? やれやれだ。



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