Copyright (C)2010 YOMITIME, A Division of Inter-Media New York, Inc. All rights reserved
お特な割り引きクーポン。
プリントアウトして
お店に持って行こう!
イベント情報
他にショッピング、ビューティー、
企業情報なども準備中!
連載コラム
[医療]
先生おしえて!
[スポーツ]
ゴルフ・レッスン
NY近郊ゴルフ場ガイド
[インタビュー]
人・出会い
WHO
ジャポニズム
有名人@NY
[過去の特集記事]
よみタイムについて
情報掲載について
発行スケジュール
新聞設置場所
バックナンバー
広告料金
お問い合わせ
よみタイムVol.131 2010年2月26日号掲載
椿姫
豪華絢爛でドラマチック
おそらく、数あるオペラの中で一番有名で話が分かりやすく音楽もドラマティックで素晴らしい。しかも、フランコ・ゼッフィレッリの演出は、メトならではの豪華絢爛でオペラの真骨頂を極める作品。
彼の手掛けた演目は「椿姫」「ボエーム」「トゥーランドット」などヒット作ばかり。毎シーズン、キャストが入れ替わるので何度見ても飽きさせないオペラだ。
今回は美貌のアンジェラ・ゲオルギューが演じる。ゲオルギューは新演出「カルメン」でメゾの役に初挑戦するはずだったが、出演予定だった最後の2回の公演を準備不足ということで降りてしまった。また、おしどり夫婦として共演の機会も多かったアラーニャとは昨年末離婚したというニュースが伝わった。「椿姫」の相手役アルフレードにはアメリカのテノール、ジェームズ・ヴァレンティが起用されたが、この役でメト・デビューなので、どう演じるかは未知数。
アルフレードの父親にヴェテランのトマス・ハンプソンが脇を固める。ヴェルディはパリでデュマの小説「椿姫」の芝居を観て感銘しオペラ化する事に決め「ラ・トラヴィアータ」の題名を考えた。邦題では「椿姫」だが、原題を直訳すると「道を踏み外した女」と言う意味で、当時パリに出現した「裏社交界」、貴族や政治家が出入りする名門社交界でなく、成り上がり者の出入りするサロンが舞台となっている。ヴェルディは先妻を亡くし、そのころ同棲していたストレッポーニ(のちに第2の正妻となる)の過去を許せるか悩んでおり「トラヴィアータ」のヒロインが「神様は許してくれるけれど、世間は道を踏み外した、この女を許さないわ。」という台詞で実生活とオペラをダブらせている。
あらすじ
1850年ごろ、純情な青年アルフレードと知り合ったパリ裏社交界の花ヴィオレッタは、初めて真実の愛に目覚める。パリ郊外で彼と暮らし始めるが、アルフレードの父親ジェルモンに娘の結婚の妨げになるから身を引くように諭される。ヴィオレッタは死ぬ思いで泣く泣く承知するが、アルフレードは振られたと勘違いし、パーティーで彼女と一緒にいたパトロンと決闘する事になる。数か月後、一人ぼっちになったヴィオレッタは医者からも後数時間の命と告げられ、ひたすらアルフレードとの再会を待ちわびている。そこへジェルモンが訪ねてくる。続いてアルフレードが突然現れ、ヴィオレッタは生きる喜びが湧いて立ち上がり「嬉しい、生きられる!」と叫びながら、息絶える。
LA TRAVIATA(イタリア語)
■作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ(1853年作曲)
■3時間5分
■指揮:L.スラトキン
■出演:A.ゲオルギュー/H.K.ホン、J.ヴァレンティ、T.ハンプソン他
■3月29日、4月3日、7日、10日、13日、17日(M)、21日、24日