
Romeo + Juliet
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Ballo della Regina
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West Side Story
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オペラと違った味がある
「ロミオとジュリエット」
くるみ割り人形
ホリデー・シーズンの定番となっているNYCバレエの『くるみ割り人形』。ジョージ・バランシンが振り付け1954年の2月2日に初演されて以来、今シーズン12月19日で2000回の公演を記録した。ステージでは重さ1トンのクリスマス・ツリーが12フィートからぐんぐん伸びて40フィートになったり、雪が舞ったりと毎年子どもたちを魅了し続けて来た。この公演は11月20日から12月30日までで終了し、年が明けて1月2日から2月24日まで13の演目が用意されている。
NYCバレエは創設者の1人バランシンによる創作バレエを主流に、フルレングスのバレエのプログラム『ジュウェルス』『ロミオとジュリエット』『ダブル・フューチャー』の3つが公演される。その他は聴き馴染みのある音楽にのってバレエが踊られる、NYCバレエならではのプログラムが盛りだくさん。
ジュウェルス
『ジュウェルス』はバランシンがヴァン・クリフ・アンド・アーペルスの宝石店を訪れ、霊感を受けてダイヤモンド、ルビー、エメラルドの3大宝石のイメージをバレエに用いた作品で40年前に初演された。「エメラルド」はフォーレの曲にフランスのロマンティシズム、「ルビー」はストラヴィンスキーにアメリカのネオクラシックイズム(彼はロシア出身だが、晩年はニューヨークで暮らした)そして「ダイヤモンド」はチャイコフスキーにロシアの伝統を盛り込み、それぞれの宝石にちなんだ豪華なコスチュームに身を包むダンサーたちによるパ・ド・ドゥー(男女のペア)は実に美しい踊る宝石。(2時間15分)
1月2、4、5、11、12日
ロミオとジュリエット
『ロミオとジュリエット』はメトロポリタン・オペラでも上演中だが、バレエではプロコフィエフがバレエ用に作曲した音楽で上演される。昨シーズンにピーター・マーティンスが振り付けたコンテンポラリーな演出。ストーリーはオペラと同じシェークスピアの戯曲。オペラでのグノーの音楽と比較してみるのも興味深い。(2時間25分)
1月5(マチネー)、6、9(マチネー)、9(夜)、12(マチネー)、13(マチネー)、15日
ダブル・フィーチャー
『ダブル・フィーチャー』はアメリカ人の愛するブロードウェイとハリウッドの2つの世界をスーザン・ストロマンが克服して振り付けをした作品。「The
Great White Way」とサイレント映画時代のバスター・キートンやフレッド・アスティアにオマージュを送って作り上げ、60人のダンサーたちが登場する。アーヴィン・バーリンとウォルター・ドナルドソンの音楽を使って、ひと味違ったバレエ作品となっている。(2時間25分)
1月31、2月1、2(マチネー)、2(夜)、3(マチネー)、5、6日
この3作品以外の公演は10のミックス・レパートリーのプログラム。Dance For Joy(「ブランデンブルク」バッハ作曲/ロビンス振り付け、「カルーセル」ロジャース/ウィールドン、「ザコウスキ」ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、チャイコフスキー/マーティンス、「コンチェルト」ショパン/ロビンス)。
(2時間25分)
1月3、6、8日
Four by Four(「バロ・デラ・レジーナ」ヴェルディ/バランシン、「典礼」パート/ウィールドン、「ジェンティルホメス」ヘンデル/マーティンス、「ファンシー・フリー」バーンスタイン/ロビンス)。(2時間15分)
1月10、16、22、26(マチネー)日
Balanchine's World(「クープランの墓」ラヴェル、「タランテラ」ゴチェック、「舞楽」黛敏郎、「夢遊病の女」リエッティ)。(2時間20分)
1月17、19(マチネー)、20(マチネー)、24日
Traditions(「スクエア・ダンス」 コッレリ、ヴィヴァルディ/バランシン、「放蕩息子」プロコフィエフ/バランシン、「四季」ヴィヴァルディ/ロビンス)。(2時間30分)
1月18、19、27(マチネー)、29日
Passages(「パリのアメリカ人」ガーシュウィン・ウィールドン、「感傷的なワルツ」シベリウス/マーティンス、「ビゴンゼッティ」(初演)「ロシアの四季」デスヤニコフ/ラトマンスキ)。(2時間35分)
1月23、25、30、2月23(マチネー)日
Spirit of Discovery(「ゴールドベルク変奏曲」バッハ/ロビンス、「パ・ド・ドゥー」チャイコフスキー/バランシン、「ウェスタン・シンフォニー」ケイ/バランシン)。(2時間30分)
1月26、2月9(マチネー)12日
Inspirations(「バイセル・デ・ラ・フェ」ストラヴィンスキー/バランシン、「チェアマン・ダンス」アダムス/マーティンス、「ウィールドンの新作」、「星条旗よ永遠なれ」スーザ/バランシン)。(2時間30分)
2月7、8、16(マチネー)19日
American Songs and Dances(「上流社会」ロジャース/マーティンス、「ソングス」アイヴス/ロビンス、「ウエスト・サイド物語より」バーンスタイン/ロビンス)。(2時間40分)
2月9、13、15、20日
Matters of the Heart(「ライモンダ」より、グラズノフ/バランシン、「忠実な兵隊」ストラヴィンスキー/バランシン、「ナイチンゲールとばら」シェンク/ウィールドン、「ダヴィッド同盟」シューマン/バランシン)。(2時間35分)
2月14、17(マチネー)、21、23日
Russian Treasures(チャイコフスキー作曲「セレナーデ」、「モーツアルト風」、「ピアノ協奏曲第2番」/振り付け全てバランシン)
2月16、22、24(マチネー)日
※注:開演時間は火曜日と水曜日の夜は7時半、木曜日、金曜日、土曜日は8時、マチネーは土曜日が2時、日曜日は3時
チケット格安情報
学生のためのラッシュチケットは29歳以下のフルタイムの高校生と大学生が対象で1枚12ドルで2枚まで買うことができる。学生証と年齢を証明出来るIDが必要。毎週月曜日にホット・ライン212-870-7766かNYCballet.orgで情報がわかる。
また、土曜日のマチネーの前に5歳以上の子供を対象に45分間のチルドレンズ・ワークショップがあり、その日の公演を分かりやすく説明してくれる。入場料は8ドル。
ニューヨーク・シティ・バレエの
生みの親、ジョージ・バランシン
(1904〜1983年)
ロシアの伝統バレエを世界に広めた振り付けの王者バランシンはバレエ作品はもちろん、バレエ以外の物語のない音楽を使ってバレリーナの動きを見せる作品に挑戦した。ペテルツブルク生まれ、マリインスキー・シアター・バレエ学校で学び、10代から既に振り付けの頭角を現し、バレエ・リュスに参加。ディアギレフの死後、リンカーン・カースタインに説得され、ニューヨークに1933年渡った。その後アメリカン・バレエ・スクールを設立しこれを母体に1948年カースタインと共にNYCバレエを創立。それまでアメリカにはヨーローッパに匹敵するバレエ団がなく、バランシンの抽象バレエがアメリカのバレエ界に一石を投じた。バレエから物語を引き離し、美しい音楽そのものをバレエという媒体を使って視覚に訴える作風はバレエ界に新旋風を巻き起こした。他の3人の振付家ジェローム・ロビンス、ピーター・マーティンス、クリストファー・ウィールドンと共にNYCバレエを確立させた。もう1人のNYCバレエ総支配人リンカーン・カースタインはさる11月20日に生誕100周年を迎え、レクチャー、エキシビションがホイットニー美術館、リンカーンセンター内のNY図書館、メトロポリタン美術館、ハーヴァード大学など各地で催されている。
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