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よみタイムVol.72 2007年9月7日発行号掲載
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| ペット大研究 |
ペットは、寂しくなりがちな海外での生活を楽しくしてくれる。同時に、ペットを飼うには飼い主としての責任が伴うので、決していい加減な気持ちでは飼えない。どんなペットが自分のライフスタイルに適しているか、経済的にきちんと世話をしていけるか、日本への帰国など、いろんな条件をしっかり考え合わせて、自分に合ったペットを選ぼう。今回は、もろもろのペット情報をアトランダムに集めてみた。 |
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ペットいろいろ
犬猫以外にいろんなペットが入手可能だが、決して安易な気持ちで飼わないこと。飼うと決めたら勉強して知識をつけてから飼い始める。日本に帰国することがわかっている人は、帰国の時期、ペットの寿命、帰国手続きなどをあわせて考慮すること。
ハムスター
シッポがなくて小さいハムスターは、見ているだけでハートがキューン。寿命が2、3年と短いので、できるだけ若いハムスターを購入すること。1匹4ドルくらい。もともと砂漠のネズミなので、湿気が苦手。ガラスやプラスチック容器は、中に湿気がたまるので、ハムスター用のケージ、それもできるだけ大きいものを選ぶとよい。お尻に大きな腫瘍のようなものがあるのはオス。 |
チンチラ
毛皮デザイナーに狙われるだけあって、チンチラの毛はやわらかくてふさふさ。なでているだけで気持ちがよく、心がなごむ。南米のアンデス山脈が原産。寿命は8年くらい。ハムスターのように4ドルでは買えないが(1匹150ドル程度)、犬や猫を飼えないアパートなどで、手ごろなペットになる。きちんとケアすれば匂いもほとんどない。げっ歯類なので何でもかじる。大きめのケージの中で飼い、飼い主が監視できるときだけ外に出す。 |
ウサギ
日本でもブームになっているというウサギ。猫のリッターボックスを使ってトイレトレーニングもできる。猫以上に毛が抜ける。屋外でも屋内でも、飼うときは「ウサギ小屋」なる寝床を準備する。電気コードなどをかじるので、飼い主が監視できるときだけ外に出すようにする。毎日何時間か一緒に遊んでやらなければならないので、それが無理なら飼わないこと。 |
フェレット
ニューヨーク市ではフェレットをペットとして飼うのは禁止されているが、それでも飼う人はたくさんいるので、ペットショップにはフェレット用のケージやエサなどもたくさん売られている。ペットショップの人によると、若干臭うかもしれないという。冒険好きで好奇心旺盛な動物なので、家で放し飼いにするには、それなりの準備が必要。そうでないと家中かきまわされることになる。 |
鳥
オウムなどの大型の鳥は、寿命が70年から100年以上と長いので、飼うときにはかなりの覚悟と責任が必要になる。ニューヨークにある鳥の愛好会「The
New York Companion Bird Club of Manhattan (www.manhattanbirdclub.com)」は、鳥を外で飼うトレーニング方法を飼い主に指導したり、セントラルパークでペットの鳥をつれて集まったり、鳥の飼い方のワークショップを開いている。鳥のアダプションも奨励している。アダプション情報はこのクラブのウエブサイトに掲載されている。 |
カメ
写真は、レッド・イアード・スライダーと呼ばれる種類。寿命は15年から25年だが、もっと長生きすることもある。全長5〜8インチくらいまで大きくなる。北米が原産。最低でも30ガロンの水槽に、陸上と水中の両方の生活ができるようにセットする。2日に一度は水を換え、水温も調節しなければならないので、安易には飼えない。 |
ヤドカリ(Hermit
Crab)
陸上ヤドカリは、意外に人気があるペットだ。水槽に砂か砂利を敷き、木や石、水を入れた容器に入れて、エサは果物や野菜と、1か月に一回水槽を大掃除するだけと、わりと簡単そう。カニの数にもよるが、水槽の大きさは10〜15ガロンくらいが適当だ。 |
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ペットと一緒の
豪華バケーション
全米ほとんどのホテルでペットも宿泊可能だが、中にはペット大歓迎というホテルも。
[フロリダ州パームビーチ]
The Chesterfield
363 Coconut Row, Palm Beach, FL 33480
TEL: 561-659-5800
www.chesterfieldpb.cm
犬猫OK
客室に犬猫用のベッドを完備。ペットシッターのサービスもあり、ペット用のギフトバスケット、最寄りのグルーマーや動物病院の情報など、至れり尽くせりの準備万端状態。引き綱をつけていれば、ホテルのアウトドア・ダイニングルームやプールサイドに、ペットを連れて行くこともOK。
要予約。宿泊料金に加え、1匹につきチェックイン時に150ドルのデポジットが必要。部屋に破損などがなければチェックアウト時に100ドルが返却される。
[メリーランド州セントマイケルズ]
Five Gables Inn & Spa
209 North Talbot St. St. Michaels, MD 21663
TEL: 877-466-0100 (toll free)
410-745-0100
www.fivegables.com
犬のみOK
チェサピーク湾に面したホテル。客室には犬用の水入れも完備され、ラベンダーの香りの犬用シャンプーとコンディショナー、キャンドル、トリート、おもちゃが入ったギフトバッグ、1時間2回の犬用マッサージなども可能。詳細は問合せを。
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日本へのペットの検疫
日本人飼い主の強い味方、添田晋吾先生
外国から日本に動物を輸入する際の新検疫制度が施行になって、2年以上になる。新制度の下では、必要な手続きと書類がそろっていれば、12時間で動物を解放してもらえるとあり、飼い主は皆喜んでいる。
といっても、この手続きがなかなか面倒くさい。獣医師によっては手続きを知らない人もいるし、英語でのコミュニケーションがうまくいかないことも。そこで、日本人の飼い主がこぞって押しかけているのが、ヒューメイン・ソサエティーのアニマルクリニックだ。ここには研修医として働く添田晋吾先生がいて、日本語で診察してもらえるだけでなく、新検疫制度を熟知していて、安心して任せることができるからだ。
添田先生曰く「予約を入れるときには、スケジュールを十分確認してください」。ヒューメイン・ソサエティーのクリニックは割安だが、予約時に支払う代金があり、予約を変更するとその代金は戻ってこないからだそうだ。
添田獣医師の連絡先
Dr. Shingo (at Humane Society of NY)
306 E. 59th St. (bet. 1st and 2nd Aves.)
TEL: 212-752-484
農林水産省動物検疫所
www.maff-aqs.go.jp/tetuzuki/index_6.htm
成田支所:0476-34-2342
関空支所:0724-55-1956
名古屋支所:052-651-0334
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ペット専用タクシー
1998年創業の、ニューヨーク市内ペット専用タクシーサービスのパイオニア。大型犬などは、普通のタクシーでは乗車拒否されることが多く、車を持たないニューヨーカーにとって、このサービスはありがたい。
運ぶのは犬だけではない。猫、鳥、魚、爬虫類と、生き物なら何でも運ぶ。ニューヨーク市内、空港、郊外、州外への引っ越しのためのペットの運搬アレンジなど、あらゆるサービスを行っている。
24時間体制で緊急事態にも対応。担架も完備しているので、動けない大型犬を室内から車に運び出し、車から病院の診察室まで運ぶこともサービスの一環だ。
ペットタクシー
244 5th Ave. #2908
TEL: 212-755-1757
info@pettaxi.com
www.pettaxi.com
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アダプション
これから犬猫を飼いたいと思っている人は、ペットショップで購入するよりは、アダプションを考えてみよう。
Humane Society of New York
Animal Clinic & Adoption Center
306 E. 59th St.
(bet. 1st & 2nd Aves.)
New York, NY 10022
TEL: 212-752-4842
www.humanesocietyny.org
アダプションに際しての寄付額:1匹につき100ドルから
全米最大の非営利動物愛護団体。ニューヨーク支部は、1階がクリニックになっており、上階はアダプションのための施設になっている。ここは、動物を安楽死させない「no
kill shelter」。これまで、最高で8年間ここにいて、もらわれていった猫がいるという。
アダプションには細心の注意が払われる。比較的簡単にアダプトできる市営シェルターに比べると、ここではアダプトするための条件も厳しい。面接では、なぜアダプトしたいのか、これまで犬/猫を飼ったことがあるか、飼い主のライフスタイル、アパートの大きさやペット規定など、ありとあらゆる質問がぶつけられる。1回の訪問で、その場でもらって帰れると思わないように。
City Critters
P.O. Box 1345
Canal St. Station
New York, NY 10013
TEL: 212-691-2053、
212-252-3183
www.citycritters.org
www.citycritters.petfinder.org
アダプション・サイトは
Petco Kips Bay
560 2nd Ave. (31st St.)
New York, NY 10016
TEL: 212-779-4550
定評があるボランティアによる猫レスキュー団体。ここでのアダプションは、ヒューメイン・ソサエティーほど厳しくないが、だれにでも猫をくれると思ったら大間違い。アパートのリースの有無や飼い主のライフスタイルなど、様々な面から適性がチェックされる。店に出ている猫のほかにも、何十匹とボランティアの自宅で待機している猫がいるので、気に入った猫がその場にいなくても、申し込み用紙を記入し、電話で問い合わせるとよい。
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ドッグ・フレンドリー・カフェ
Fetch
1649 3rd Ave.
(bet. 92nd and 93rd Sts.)
New York, NY 10128
TEL: 212-289-2700
www.fetchbarandgrill.com
市の法律で、いくらドッグフレンドリーでも、犬が入れるのはアウトドア席だけ。定期的に、動物愛護団体らと提携したアダプションイベントも開く。「コミュニティーに動物愛護の精神を広げ、たくさんの犬が優しいファミリーを見つけられる機会を作りたい」というのが店のモットー。
Barking
Dog
150 E. 34th St.
(bet. Lex. and 3rd Aves.)
New York, NY 10016
TEL: 212-871-3900
アウトドアスペースが屋内のダイニングエリアより広いくらいの、ドッグフレンドリー・レストラン。1年を通して、天候が許す限りテーブルを出す。夏は平日の夕方、週末のブランチともなると、愛犬を伴ってやってくるお客さんで、アウトドアスペースはいっぱいになる。
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フィッシュ
ベータフィッシュの魅力
ニューヨークで猫を飼っているのに、日本の友人が金魚を飼っているのを見て、「私も」と思い立った。約1年半の試行錯誤の末、今我が家の3ガロンタンクには、一匹のメスのベータフィッシュ(以下ベータ)が元気に泳いでいる。以下は、思いついたままに挙げた筆者からのアドバイス。
ベータの「いろは」
ペットショップで、一匹ずつ小さなプラスチック容器に入れられている、ヒレが長い、カラフルなあの魚がベータだ。オスがヒレ長、メスは割安でヒレも短い。闘魚(ファイティングフィッシュ)と言われ、複数のオスを同じタンクに入れると死ぬまで戦うという。だから、ベータはタンクに1匹と決まっている。メスも1匹で飼ったほうがいい。
とはいえ、他のおとなしい種類の魚と同じタンクに入れるのはOK。共食いするのはベータ同士だけの話だ。凶暴な種類の魚は、ベータの長いヒレを追いかけたり突付いたりするので、ベータを大きなタンクに他の魚と一緒に飼うときは、ペットショップの店員とよく相談することを勧める。
ところで、あの小さい容器にいるベータを見て、「かわいそう」と思う人がほとんどだろうが、養殖のベータは生まれてからあの入れ物より大きい世界を知らないそうだ。だから、急に大きなタンクに入れるよりも、一匹で飼うならせいぜい2、3ガロンのタンクがいい。
[アクエリアム専門店]
New World Aquarium
204 E. 38th St.
TEL: 646-865-9604
店内はまるで水族館。スタッフも知識が豊富なので、いろいろ相談にのってもらえる。
[アクエリアムが充実している総合ペットショップ]
ペットランド・ディスカウント
www.petlanddiscount.com
ペットコ
www.petco.com
ペットランド・ディスカウントの方がタンク類は若干安く、品揃えもいいが、ロケーションによっては魚の種類が少ない。ペットコでも、曜日によっては魚がほとんどいない。週末よりも平日の方が魚のストックが豊富だ。
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秋のイベント
小動物リハビリテクニックのワークショップ
日時:9月9日(日)1:00〜4:00pm
場所:Semper Fido
796 Dean St.Prospect Heights, Brooklyn (bet. Grand & Washington
Aves.)
TEL: 718-832-4806
semperfidony.com
参加費用:$65
The Tellington Methodと呼ばれる、犬用のリハビリテクニックを学ぶ。犬だけでなく、猫やウサギなどの小動物全般に適用される、マッサージよりも軽いタッチのセラピー。慢性の痛みやストレスを緩和する。
犬と一緒にグループ散歩
Fitness with Fido
日時:9月から毎土曜日9:30am〜
場所:セントラルパーク
集合場所は5番街66丁目の入り口付近。
問合せ:Bide A Wee Manhattan
TEL: 212-532-4986
bideawee.org
参加費用:無料
動物愛護団体バイダウィー・マンハッタン(東38丁目)主催の犬の散歩イベント。週末の朝40分ほど、ほかの犬や飼い主と一緒に、セントラルパーク内を楽しく散歩しようというもの。
ハムスター・ダービー
日時:9月8日(土)2:00pm
場所:市内Petco各店舗
詳細:www.petco.com/hamster
文字通り、ハムスターの運動会。飼い主がペットのハムスターを連れて参加する。ゴムボールの中に入ったハムスターが、ごろごろボールを転がし、そのスピードを競うというもの。ハムスター・ダービーの後は、チンチラ、マウス、ラット、ギニアピッグなどのげっ歯類レースも…。ペットの安全のために、申し込む際の注意事項をきちんと読むこと。 |