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日米文化交流を目指すダンス公演「ショータイム=ジャパン・NY・アリアンス」が9月19日(土)、20日(日)、市内東10丁目のセント・マークス教会で開かれる。
ニューヨーク市のダンスカンパニー「VISSI・ダンスシアター」プリンシパルダンサーの一人、池谷(いけがや)ゆかり(25歳)が、静岡市にある母校「リトル・ステップ・ファクトリー」の恩師、石川いずみと共同で企画。日米のダンスカンパニーによるコラボ公演だ。
リトル・ステップ・ファクトリーは、18歳までを対象にしたミュージカルスクール。今回は8歳から20代まで総勢36人の生徒、卒業生、プロダンサーが来米し、オリジナル・ダンスミュージカル「寺子屋へ行こう」を披露する。
VISSI・ダンスシアターの出し物は、ゲイの男性の二重生活をダンスで表現した「Butch Queen in Pumps」。
VISSIのプロダンサーと静岡から来た子どもたちによるコラボレーションナンバーとしては、2つのダンス作品が予定されている。
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「リトル・ステップ・ファクトリーは、私の母校です。VISSIのダンサーとして、日米ダンス交流ができないか、ここ2、3年計画を練って、やっと実現しました」と池谷は言う。
18歳までの子どもを対象に歌、芝居、ダンスを教えるリトル・ステップ・ファクトリーで11歳から18歳までトレーニングを受けた。ダンスの先生から「海外を目指せ」と後押しされたこともあり、高校を卒業すると同時に、迷わず単独、ニューヨークにやってきた。
日本では、リトル・ステップ・ファクトリーによるダンスミュージカル公演以外に、静岡県内のテレビコマーシャルに出演したほか、紅白歌合戦にダンサーとして出演した経験を持つ。
ニューヨークに初めて来たのは18歳の時だった。スタジオからの年に一度のニューヨークツアーだ。翌年来米して以来7年になる。
「最初は英語学校で英語を学びながら、ダンススタジオに通いました。その間いくつもオーディションを受け、05年からVISSIに所属しています。プリンシパルダンサーとして認められたのは、ここ数年です」。
静岡のスタジオもそうだったが、VISSIもジャンルにこだわらないフリースタイルのダンスカンパニーだ。芸術監督で振付師のコートニー・フレンチはジャマイカ出身。バレエからヒップホップ、アフリカンダンスまで、ありとあらゆるスタイルのダンスナンバーで、市内にとどまらず、全米、ヨーロッパでのツアーを展開する。
今回のショーで池谷は、VISSIのダンスナンバーと、コラボ・ナンバーの両方に出演する。「たくさんの在米邦人に見に来てもらいたい」と、呼びかけている。
SHOW TIME
"The Japan New York Alliance"
振り付け:Cortney Ffrench、
Little Step factory、本山新之助
RON×2 (RONRON)
9月19日(土)/20日(日)開場2:30pm
レセプション20日(日)6:00pm
St. Marks Church In-The-Bowery
131 E. 10th St. (at 2nd Ave.)
一般$15、学生/12歳以下$10、
レセプション付き一般$25、
学生/12歳以下$20
予約・問い合わせ
TEL: 917-821-7156 (VISSI)(英語)
vissi@earethlink.net(英語)
www.vissidancetheater.com
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