2018年1月12日号 Vol.317

オリジナルの世界観を再現!
「ダウントン・アビー:エキジビション」


Explore Downton Abbey: The Exhibition. Photo © Fabian Leow


イギリス制作のテレビドラマ「ダウントン・アビー」を紹介する展示が昨年11月からミッドタウンで開催中。1月末までの展示予定が、大好評につき4月2日(月)まで延長された。

物語の舞台は1912年から25年のイギリス、ヨークシャー。貴族のクローリー家が暮らすカントリー・ハウスの「ダウントン・アビー」を軸にした人間ドラマ、時代劇だ。
2010年9月にイギリスで放映開始、2015年のシーズン6まで全52エピソード(スペシャル含む)が放送された。アメリカでは2011年からPBSで、日本でもNHKやスターチャンネルなどで放映されている。

会場には、クローリー家のエレガントなダイニングルーム、パトモス夫人のキッチン、レディ・メアリーのベッドルームなどが再現され、ミシェル・ドッカリー(メアリー)、ヒュー・ボネヴィル(ロバート)、マギー・スミス(バイオレット)などが着用した衣装など多数が展示。同エキジビションには番組のオリジナル・クリエイティブ・チームが携わっており、多くの品々がイギリスから輸送された。来場者は、「テレビで観たことがある!」シーンを探索しながら、物語を振り返ることができる。さらに、「あなたはダウントン・アビーで働けるか?」どうかを診断しどんな仕事に適しているかを教えてくれる興味深いテストや、ギフトショップなどもあり、「ダウントニアン」には感涙もの。
「最近思ったの、人生で与えられるチャンスは限られている。それを逃してしまうと次があるとは限らないわ」とは、バイオレットの名セリフ。「ダウントン・アビー」の世界観にどっぷり浸れる貴重な展示。

Downton Abbey: The Exhibition
■4月2日(月)まで
■会場:218 W. 57th St.
 Bet. Broadway & 7th Ave.
■大人$30〜、65歳以上$28〜
 4-12歳$15〜
www.downtonexhibition.com



HOME