2018年1月12日号 Vol.317

ノルタルジー溢れるゲーム文化
「ビデオ・アーケード」


Galaxy Force II (1988), Thanassi Karageorgiou / Museum of the Moving Image


アストリアの「ミュージアム・オブ・ムービング・イメージ」で1月28日(日)まで、ビデオゲーム展「ビデオ・アーケード」が開催されている。
1980年、アメリカで多額が投入されたビデオ・アーケード・ゲームは、人気が高い「文化現象」として認知。改良されたグラフィックやゲームデザインにより、「スペース・インベーダー」「ドンキーコング」「パックマン」など多数のヒット作品が誕生。エンターテイメント産業にとってアーケード・ゲームは不可欠なものであった。
その後、パーソナルコンピューターや家庭用ゲーム機の普及により、外で遊ぶアーケード・ゲームは急速に衰退した。

会場では、80年代に制作されたビデオ・アーケード・ゲームを中心に、23台を展示(入れ替え有り)。前述の「ドンキーコング」「パックマン」の他、「アルカノイド」「ディグダグ」「フロッガー」「ギャラクシーフォースII」「ポールポジション」「アウトラン」「空手道」など、黄金時代の作品がズラリ。専用のトークン(有料)で、実際に遊ぶことができる。
「ゲームの原点」として、今なお愛され続けているビデオ・アーケード・ゲーム。ノスタルジーに溢れたゲーム文化を親子で体験してみたい。

Video Arcade
■1月28日(日)まで
■会場:Museum of the Moving Image
 36-01 35 Ave. (at 37 St.) Astoria
■18歳以上$15、65歳以上/学生$11
 3〜17歳$7、3歳以下無料
www.movingimage.us



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