2018年1月12日号 Vol.317

JCAT新進アーティスト43人
「ジャパンイズム」展
日本文化を個別に表現


hakuju metoki


Midori McCabe


Clear


Yoko logawa


Mika Horie


「ジャパンイズム(JAPANISM)」をテーマにした展示会が、1月8日(月)から14日(日)まで、トライベッカのギャラリー「ワン・アート・スペース(One Art Space)」で開催される。参加アーティストは43人。キュレーションを手がけるのは、日本現代アーティストチーム(JCAT)創設者いたみありさ。
「ジャパンイズム」とは、JCATの新進アーティスト43人が集まり、アートを通じて日本のアイデンティティーを表現する企画。 「ジャパンイズム」展は、ワン・アート・スペースとキュレーターいたみの初のコラボレーションとなる。
展示作品は、12 インチ四方サイズに限定。それというのも、この展覧会は、レコードジャケットの美しさを議論していたいたみと、ワン・アート・スペースのオーナー、ダン・ジエラの何気ない会話に端を発する。アーティストの主観を通し、日本の文化を個別に表現した作品を展示する。
展覧会自体は、日本のミニマルなアプローチを反映している。2020年五輪が東京で開催される前に、日本文化に通じるコミュニティーが世界に広がるようにとの願いを込めての開催だという。
JCATのミッションは、若く才能あふれるアーティストを世界に紹介すること。この展覧会のキュレーターで、JCAT創設者のいたみは、自分のアートギャラリーを創設した後、10年間ブルックリンの「ヲウチギャラリー」を運営。現在JCATのディレクターを務め、若手アーティストがアート界に足を踏み入れる手助けをする。

■1月8日(月)〜14日(日)
■オープニング レセプション:
 11日(木)7:00-9:00pm(予定)
■会場: One Art Space
 23 Warren St. St., Level Gallery 1
■TEL: 646- 559-0535
www.oneartspace.com



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