2018年1月12日号 Vol.317

イースト・ビレッジ第9警察署恒例
「全ての子ども達にプレゼントを」
日系4社がサポート


(左から)八木氏、西田氏、高橋氏、イベントリーダーのバールスキー氏、第9警察署のフェルナンデス警部とスタッフ


「酒蔵」でJAAメンバーと八木氏


イーストビレッジがまだ危険だった40年前から続けられているクリスマス恒例のイベント「すべての子供たちにプレゼントを」が2017年12月16日、同ビレッジにあるニューヨーク市警察第九分署で開催。この日を楽しみにしていた多くの子どもたちが長い列を作った。
96年から同イベントへ寄付を続けているTICレストラングループ代表の八木秀峰氏を筆頭に、2013年から加わった「タカハチ」レストランの高橋浩之氏とラーメン味噌屋の西田則光氏、ダイエートレーディングの武田宜己会長らが、今年も運営資金として4000ドルの寄付を行った。
同地で商売を続ける八木氏、高橋氏、西田氏らは、「商売をさせていただいていることへの感謝です」「毎年このイベントに関われることが我々にとっては励みです」と声をそろえる。今回3回目の寄付となる武田氏は、「継続することが大切。今回もイベントを支援することが出来て大変嬉しく思います」と語る。
同時に彼らは「賛同者を増やしていくことができればと思っています」と今後のサポートの継続と拡大を誓っていた。
同イベントサポートは年間を通して可能。詳細は同コミュニティー・オフィス(下記)まで。

★「全ての子供達にプレゼントを」詳細問合せ先
Ninth Precinct Community Council・Tel:212-477 -7805


年越しそばに招待
TICグループ「酒蔵」で


さらに八木氏は2017年12月27日、ニューヨーク日系人会(JAA)の敬老会と、同団体で郵便物送付を手伝うボランティアをグループ・レストラン「酒蔵」に招待。一足早い「年越し蕎麦」を振舞った。
この催しは八木社長が「これを行わないと年を越せません」と話すほどの年末恒例行事として定着。今回は敬老会とボランティアメンバーら合計20人以上が招待された。
メンバーとともに参加したスーザン大沼JAA会長は、八木社長に対して改めて謝意を表明。
八木氏は、「我々が商売を続けられるのは、諸先輩方が道を作ってくれたおかげです。少しでも恩返しができればと思っています。来年もお元気で、素晴らしい年を迎えてください」と、締めくくった。




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