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 ・YOMITIME・WWW.YOMITIME.COM・info@yomitime.com 11/12/2021 [ 8 ]
 陶芸家・川瀬忍個展
「Mastery of Celadon」
12 11 29 18
WE B
 色茶碗、約40点を展示
  老女キセル図コーヒーカップ(明治時代)
  50
4 0
12 20
11
■ 11 月 18 日(木)〜 12 月 29 日(水)
■会場:日本クラブ WEB ギャラリー 11  https://nippongallery.nipponclub.org 18 ■オープニングレセプション(無料・要登録):
 11 月 18 日(木)7:00 〜 8:00pm
■登録リンク:www.nipponclub.org
 または https://bit.ly/3k6pJqC
■問合せ:日本クラブ gallery@nipponclub.org
B
  ■ 1 1 月 3 日( 水 ) 〜 1 2 月 2 0 日( 月 ) ※来廊予約不要、平日 11:00am-5:00pm ■会場:Joan B. Mirviss Ltd
 39 E. 78th St. # 401 ■問合せ:TEL: 212-799-4021  info@mirviss.com
■ www.mirviss.com 
C 13
10
66
大西ギャラリー 「サロン+デザイン」出展
人間国宝含む作品群
玉川宣夫 MOKUME-GANE VASE 050,1996
    ■ 1 1 月 1 1 日( 木 ) 〜 1 5 日( 月 ) ■会場:Park Avenue Armory
 643 Park Avenue
■ 11 日〜 15 日の通しチケット $200
 12 日〜 15 日(各日):一般 $30、学生 $10  12 日〜 15 日の通しチケット $60
■ Tel: 212-616-3930
■ www.armoryonpark.org
  12 11 12 16
  ■ 1 1 月 1 6 日( 火 ) 〜 1 2 月 1 2 日( 日 )
■会場:Cafe Grumpy Chelsea
 224 W. 20th St. 11 ■ TEL: 212-255-5511
■ cafegrumpy.com/locations/chelsea
30 18
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      日本クラブ ギャラリー バーチャル・オープ
はオンラインでの鑑 次号は 月 日(金)号 賞も可能。 イベント情報提供は
「オールド・ノリタケ  
ニングレセプション
  美の架け橋」展
 日本クラブWEB ギャラリーで、 月 日(木)から 月 日
日本人陶工たちの作 現在もアメリカでは
品への思いは、食器 「Nippon」と呼ばれ、 や美術品となって主 美術品として珍重さ
にアメリカに向けて れている。
輸出されていた。そ  合衆国政府からの
れらは「オールド・ノ 通達で、原産地表記 リタケ」と総称され、が「Japan」に変更さ
アメリカ社会で受け れるようになったの 継がれ、愛されてきた。 は、1920年頃か
明治以降の日本の輸 らだ。当時米国民は、 お囃子について話を 出磁器は当初、裏印 自分たちオリジナル に国名が「Nippon」 の「アメリカン・アー
(水)まで、「オール ド・ノリタケ美の架 け橋」展が開催され る。監修は、日本を 代表する輸出陶磁器 の研究家・井谷善恵
今回はインテリアデ ザイン、建築、家具 に特化し、モダンな ヨーロッパの現代家具 に日本の伝統工芸を マッチさせた展示とな
が追求している創作
(よしえ)博士(東京
藝術大学特任教授)。
明治以降、社会が劇
的に変化する中で、 と記されていたため、 ルデコ」の魅力に気
で使われる小鼓や、 聞く。
を集めた展示「金属 の永遠の美しさ(The
哲学を反映。金属に 「一瞬・一時的な輝き」 ではなく、永遠の美 しさを与えるという
づき、日本の輸出磁 器も徐々にアメリカ ン・アールデコへと意 匠を変えていった。  今回の展示では、
ー・アーモリー(ブー ス )で開催され る。今年で 周年を 迎える「サロンアート +デザイン」展に参 加するもので、同名 展示は3月にチェルシ ーの大西ギャラリーで 開催。この時は作品 紹介がメインだったが、
「Nippon」と呼ばれ た前半と、アメリカ
(おおすみ・ゆきえ) ことができる。作品
ン・アールデコを中 心とした後半に分け、 その変遷をたどる。
新宮大史・個展
  月 日(木)午
後7時から8時ま
で、バーチャル・オー
プニングレセプション
が開催。展示会の監
修者である井谷博士
が、「近代日本輸出
磁器の煌めき」と題 した講演を行うほか、 邦楽演奏家の麻生花  現代日本を代表す 帆氏に、能や歌舞伎 る最高の金属芸術品
▼参加作家(順不同) 大角幸枝、家出隆 浩、中川衛、佐故龍 平、押山元子、玉川 宣夫、畠春斎、般若 保、大槻昌子、奥山 峰石、魚住為楽、桂 盛仁、宮田亮平、田 中輝和、田口壽恒
info@yomitime.com まで
陶芸作家・川瀬忍  
川瀬。今回は7年ぶ りのニューヨーク個展 だ。巨匠が創る繊細 で優美な作品を手に
 アーティスト新宮 大史(しんぐう・た い し )の 個 展「 O n t h e
る。 カラフルな作風が特  新宮はデザイナー 徴だ。 としてのキャリアと、  オープニングレセ 美術講師として勤務 プションは、 月 日 した経験を作品に反 (木)午後5時 分 映させている。平面 から7時まで。 作品でありながら立 体感を感じさせる、
の個展「Mastery of
Celadon」が、 月 3日(水)から始まり、
beach」が、 月 日(火)から 月 日
月 日(月)まで、 アッパーイーストサイ ドの画廊ジョーン マ ービスで開催されて いる。  ⻘磁のイメージを 打ち破る、さまざま な色の茶碗を中心 に、約 点を展示。 中国宋時代の⻘磁の 魅力に憧れ、この世 界に入り 年という
取って見て、感じるこ (日)まで、チェルシ
Eternal Beauty of Metal)」が、東 丁 目のパーク・アベニュ
もの。展示は金、銀、
とができる。
ー地区のカフェ・グ ランピーで開催され
っている。
 タイトル「金属の で作られた食器、雑 永遠の美しさ」は、 器類が主で、彫刻、 参加作家のひとりで 鋳造、象嵌など卓越 日本初の女性人間 した日本の技術と西 国宝である大角幸枝 洋の美の融合を見る
プラチナ、銅、鉛、
立体的でカラフルな作風



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