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1「応募されたすべての作品に感謝」と話す古川氏
NewYorkJapanCineFest(NYJCF)
■対面:11 月1日(金)~ 3 日(日)
※ 1 日:会場 Asia society(725 Park Ave.)
※ 2 日・3 日:会場 TBA
■オンライン:11 月 4 日(月)~ 10 日(日) ★「NYJCF」応募締め切り:8 月 15 日(木) ■詳細:https://filmfreeway.com/NewYorkJapanCineFest
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短編映画の魅力と可能性
新しい映画祭の形態目指す
古川康介 映像作家 / フィルムキュレーター NYJCF 主催者
2古川氏の最新作「守破離~書の道、我が道~」
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回目を迎える映 画祭「ニューヨーク・ ジャパン・シネフェスト
り、映像作家でフィ
ルムキュレターの古川
康介(ふるかわ・こ
うすけ)氏=写真1
=。
「正直、こんなに
続くとは思っていま
せんでした(笑)。映
画祭を始めた当時か
らは考えられないほ
ど、今では『短編映画』 倒的な映像美で迫っ の価値も高くなり、 てくる作品は、短編 一つの『ジャンル』とし ならではの魅力。応 て確立されました」 募されたすべての作 短編映画は以前、 品に感謝をしながら 長編映画の陰に隠 選んでいます」 れ、メインストリー ◇ ムで取り上げられる 昨年、同映画祭で 事は少なかった。 ワールドプレミア上 「世の中が変わり、 映された古川氏の最 短編映画独自の魅力 新作「守破離~書の に人々が気付いた。 道、我が道~」=写
「かねてから同じ 主催メ ンバーの河野洋氏(マ ークリエーション代 表)と、同映画祭が 主導するドキュメン タリー作品を制作し たいと考えていまし
えてその王道的なも のを壊し、新しい表 現を探していく、と いうような意味合い があると思います。 それはまさに、新見 先生が書道に対して 向き合い、世界に発 信していることだと 考えました」 400年前から続 く利休の教えを軸に した、新見氏の新た な「書の道」が、 分
( )」が 月1日(金)から3 日(日)まで対面で、 4日(月)から 日
かります。やはり短
い中でも、しっかりと
したストーリーやメッ
セージが伝わってくる 作品はとても魅力的。 長編とは違い短編
は、ある一人の人生
の一瞬を切り撮った 作品に出会えます。た。その矢先、新見
(日)までオンライン で行われる。毎年「、日 本」をキーワードに広 く一般からも作品を 募集しており、今年 の応募締め切りが8 月 日(木)に迫った。 選考を担当する同 映画祭主催者のひと
セリフが少なく、圧
先生から河野氏に 映画制作の依頼が 舞い込んだ。最近で はアメリカ人も書道
フィルムキュレーター として、 の作品を選考しプロ グラミングすること にとてもやりがいを 感じています。年を 追うごとに作品のク オリティーが上がって いることもあり、選 出にとても時間がか
真2=は今年の「ジ ャパン・フィルムフェス ティバル・ロサンゼル
視点が大きい。その 中でも短編映画には 大きな魅力と可能性 を感じています。今 後もマークリエーショ
(calligraphy)への関 心が高いと、日常生
秒という短い時間 に凝縮されている。 「僕にとって映画と は、やはり一から作
活の中で感じていま
したので、とても希
望が持てる題材だと 直感。新見先生は、り上げる制作者的な
取り組み方や独特な
方法で書道を表現さ
れていましたし、彼
女自身も世界に書道
を発信したいという 夢をお持ちでした。ンと で ス」に入選、9月にロ 僕も プ 短編映画を制作して ロジェクトの役に立て いきます」
スでの上映が決定し
ている。同作は、京
都を拠点に活動する
書家・新見知史氏を
取り上げた 分 秒 のドキュメンタリーだ。 破離」とは、千利休
るのであればと思い、 は 映 参加させていただき 画上映だけではなく、
ました」 作品タイトルの「守
「作品を制作する」 という新しい形の映 画祭を目指す。
の教えで、「道」と名 がつく習い事(茶道、 華道、武道など)の 基本姿勢であると同 時に、「本物」になる ためのプロセスだと いう。 「『守破離』とは、 確かに基本となるも の、そして本物にな るためのプロセス的 な意味ですが、それ を踏まえた上で、あ