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[ 9 ] 9/20/2024 YOMITIME・WWW.YOMITIME.COM・info@yomitime.com・
高司 涼太 RYOTA TAKAJI ダンサー (出身:大阪府)
★幼少期にダンス開始
スタジオに通いダンスを習い始めたのは5歳の頃。知人が 出演する地元のダンススタジオの発表会を観に行ったこと がきっかけでした。煌びやかな衣装や照明と共にステージ で踊る人達を見て、自分もあんな風にお客さんに見てもら いたいと思った記憶がわずかに残っています。それ以前か ら、テレビに映るアイドルを真似て踊ったりはしていたよ うです。 ダンスを始めて間もない頃、母が劇団四季の「CATS」を 観に連れて行ってくれて、大好きになりました。何度も連 れて行ってもらい、全曲歌詞も覚え、母にお手製で衣装を 作ってもらったりメイクをしてもらったりして、家で演者 さんが猫のように移動する動きを真似ていました。 ★ダンスの中でも自由な表現に惹かれた
Michiyo Yanagiya
Clarita Liepolt
Yosuke Ueda
S 現 在 は、Jazz Funk、Hip Hop、Contemporary等 を 専 10 AI
第3回 シアカ 年次アートフェア
総勢 64 人が出展
門的に踊っています。幼少期はPopping、Locking、Breaking、House等、あらゆるスタイ C
ルのレッスンを受けてきましたが、年月を重ねるに連れて今のスタイルに行き着きました。小 学生の頃に出会った先生が、テーマやストーリーのある作品を発表会毎に出展。当時はその先 生の毎週のレッスンや作品を踊るのが1番の楽しみでした。「CATS」にのめり込んだ話と共 通しますが、何かの世界観やストーリー等を、ダンスや動きで表現することに魅力を感じてい たのかなと。色々なステップを組み合わせて踊ることがベースの、オールドスクール的なスタ イルよりも、コンテンポラリーやJazzの自由な表現の仕方に惹かれていたのだと思います。 ★自分の強みは「音楽性」 ダンスを始めた頃は歌って踊れるアーティストになりたくて、歌のレッスンにも通い、事務所 に所属して子役として活動していたこともありました。が、続けていくうちになぜか自然とダ ンス一本に絞られました。高校受験などでレッスンに通えなかった時期もあり、特に続けよう と思っていたわけでは無いのですが、なぜかいつもダンスに戻り、今も踊っています。多分、 自分の人生において、本当に切っても切れない物なのかもしれません。ダンスの醍醐味は、言 葉を使わずに表現出来ること。人それぞれの世界観や信念、作品や場合によっては感情やス トーリーなども、言葉を使わないからこそ伝えられる。言葉には出来ない、しづらい、絶妙な 表現が出来るところに、おもしろさがあると思います。自身が最もアピールしたい、個人的に 自分の強みだと思っているのは音楽性。歌声や音にも様々な物がありますが、色々な音に対し ての身体や表現の使い分けに関しては自信があります。 ★留学、帰国、再来米を経て、活動の拠点をLAに 高校受験でスタジオのレッスンに行かなくなった時期、YouTubeで海外ダンサーのレッスン 動画などを見つけたことをきっかけに、アメリカのダンスシーンに興味を持ち始めました。高 校在学中にバイトでお金を貯め、卒業直後1 ヵ月半ほどLAに短期滞在。まだまだやりきれな いことが多いと感じ、長期での留学を考え、せっかくなら自分の好きなダンサーが1番集まっ ているLAでダンスも磨きたいと思い、LAに留学しました。 3年後に帰国し、日本での活動をスタート。日本で仕事をさせて頂いている時にも、やはり LAでダンサーとして活動することへの憧れがありました。好きなダンサーや憧れのダンサー と肩を並べて活躍出来るダンサーになりたくて、LAを拠点にすることを決意。やはりエンター
テインメント業界においてはLAが中心、その規模やレベルは世界最高峰だと思っています。その分、 競争率もとんでもなく高いですが、年齢や環境が許す間にチャレンジしなければ後悔するだろうと思い、 飛び込むことにしました。現在は、コマーシャル出演やアーティストのミュージックビデオ、ライブ出 演などがメインです。ティーチングも併せて行っており、色々なスタジオで不定期ではありますがレッ スンを行っています。
★将来のビジョン
これまでにも様々なステージや仕事を経験させていただきましたが、最近改めて強く思うことは、どれ だけ自分と向き合って自分のartistry(創造性)を磨けるかが大切なのだと。自分らしいダンスやスタイ ルをもっと築き上げていき、1人でも多くの人に何かを感じてもらえるダンサーになりたい。 仕事としては、公開前の作品は基本的に情報公開出来なかったり、すべてがギリギリで決まる世界とい うこともあり、発表には制限がありますが、SNSをチェックしていただければ随時、出演情報もアッ プデートしています。その他、個人的に計画していることですが、 今後は日本はもちろん、海外のいろんな国でもティーチングす る機会を増やしていきたいと考えています。
C 28 28 A
GC 64 58
c o n t a c t
■9月28日(土)〜10月5日(土) ■オープニングレセプション:
28 日(土)5:00 〜 7:00pm ■会場:Gallery Max New York 552 Broadway, Suite 401
(bet. Prince & Spring Sts, buzz 9) ■ https://artspheres.org
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instagram.com/ryota_takaji
紙自費出版サポート やっぱり本は
がいい。
■キンドル出版制作 ■1冊でも印刷可 ■アマゾンで販売 ■デジタル版にも対応
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A division of Yomitime Inc. and Mar Creation, Inc.
東京・銀座画廊街 で躍進を続けるギャ ラリー
広く公募も行って出 品作家を丁寧に選ん だ。作品はメール添 付やウェブの画像で 判断せず、実物持参 の作家から作品コン セプトや制作姿勢を 聞いた。 こうして選出され た日本からの 人と ニューヨーク在住作家 6人、総勢 人が絵 画・線描画・書・版
のシアカ章子。
「ニューヨークでの経
験は、日本で活動す
る者にとって気づく
ことが多く、刺激を
受けるよい機会だと
思います。ここ3年、
草の根的にこのフェア の二刀流・シアカ章 を続けていますが、 子、繊細で華麗な描 毎年出品する方々の 線が人気の若手日 作品の変化は目を見 本画家・大矢真嗣、 張るものがあります」 世界の旅先で臨場感 と継続の成果を喜ぶ。 あふれる油彩画を描 「今回は現役の学 く駒田朋子、抽象
(シアカ)主催のアー
トフェア「SIACCA NY
A R T F A I R 」が 9 月 日(土)から 月5日
(土)まで、ソーホー
のギャラリー・マック
スで開催。オープニ
ングレセプションは 画・写真・ ・ミ
日(土)午後5時か
ら7時まで、マニュエ
ルによる歌とギター
のライブパフォーマン
スも行われる。
今回のフェアは、こ に駆けつけることから ークの皆さまにご覧 れまで通り画廊推薦 「ぜひ会場にいらし いただきたく、日本
的な色と形の動きで にわたるが、それぞ 観る人に語りかける れの分野では日本古 上田葉介、書のモダ 来の繊細で巧妙な美 ニズムを追求する柳 意識も受け継がれて 谷みちよ、あふれる いる。シアカ・アー
のアーティストに加え、てほしい」と主催者
各地で切磋琢磨する アーティストの作品の 数々を紹介します」 展示は、斬新な 筆致で日本画界を 揺さぶる行近壯之 助、挑戦を続ける 画家とギャラリスト
心情の具象化を試 みる山田久美子ら、 日本の美術界を牽 引する実力者から 新進気鋭の 代作 家まで、幅広い表現 分野と年代層で構 成されている。 近年、日本の美 術界はアニメの影響 が色濃いポップアー ト、高度な技術を 駆使した超写実主 義、思考の常識を超 えた新世代の抽象 画、実験的日本画 など新しい波は多岐
トフェアではこうした 日本文化特有の機 微を世界に向けて発 信することも使命と している。 入場無料。詳細・ 問い合わせはウェブサ イト(別記)から。
クストメディアなど、 生から、第一線で活 多分野にわたる作品 躍するアーティストた 点を発表する。 ちの作品が一堂に介 日本からも多くの します。日本の美術 出品者がレセプション の『現在』をニューヨ
「創造性」を磨くことが重要
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