2020年1月10日号 Vol.365

JS「Get to Know Japan」シリーズ
魅惑の都市「神奈川県」
3つのプログラムで紹介


浄智寺(Photo © Kanagawa Prefectual Government)


高徳院の鎌倉大仏(阿弥陀如来像)


ジャパン・ソサエティー(JS)が「Get to Know Japan」シリーズ第5回目に、神奈川県を取り上げ、1月23日(木)と27日(月)の2日間、3つのプログラムを開催し、神奈川県の情報とその魅力を紹介する。この企画は、神奈川県庁との共同企画。

まず、1月23日(木)は「歴史と文化が息づく魅惑の国際都市」と題したトーク&試食会。神奈川県北米事務所の鈴木仁史氏、メーカーズシャツ鎌倉の貞末奈名子氏、小田急電鉄の野田健一氏が、神奈川の魅力について語る。司会は、オンラインマガジン、JapanCulture・NYCの創設者スーザン・ミヤギ・マコーマック氏。
県内の日本遺産、小田原北條五代祭り(小田原市)、座間市大凧まつり(座間市)、湯かけまつり(湯河原町)などのお祭り文化、横浜、鎌倉、箱根などの主要観光地の歴史やその魅力が語られる。
トーク後に、三崎港のマグロ丼や神奈川県の蔵元、泉橋酒造と熊澤酒造の地酒など、特産品の試食と試飲を楽しむレセプションも開催される。鎌倉彫や陶芸品など工芸品の展示販売も行う。参加者には、神奈川銘菓が詰まった神奈川Bokksuのお土産も進呈される。

次に、1月27日(月)はトーク「健康と病気の間=未病=のセルフケア法」。
神奈川県では、観光を通して健康回復・維持・増進を図る「ヘルスツーリズム」を実施、「未病」の改善に役立つ食事処や、運動、癒しのスポットが多く存在する。
このトークでは、神奈川県国際観光課から笠原航氏、湘南鎌倉総合病院から下山ライ氏、株式会社ベネクスから片野秀樹氏を招き、毎日の生活の中で、「未病」の改善に役立つセルフケア法について話を聞く。

同じく27日(月)に開かれるもう一つのトークプログラムは、「鎌倉禅:禅と武士文化」。鎌倉の浄智寺住職・朝比奈恵温氏を迎え、イーロン大学宗教学部准教授のパメラ・D・ウィンフィールド氏とともに、鎌倉禅の特色について語ってもらう。
鎌倉は、60寺以上の寺院が密集し、禅宗の中心地として知られる。禅宗は鎌倉時代初期に伝えられ、武家政権を確立した鎌倉幕府の庇護を受け、貴族や武士階級に支持され、広まった。座禅などの修行を通し、自らの仏性に気づくことを重んじており、現代でも幅広く信仰されている。
トーク後に、神奈川県の日本酒蔵元、泉橋酒造と熊澤酒造の地酒を試飲するレセプションを開催。鎌倉彫や陶芸品など工芸品の展示販売も行う。

歴史と文化が息づく魅惑の国際都市
■1月23日(木)6:30pm~8:30pm
■一般$21、JS会員/学生/シニア$17


健康と病気の間=未病=のセルフケア法
■1月27日(月)5:00pm~6:00pm
■一般$15、JS会員/学生/シニア$12
※「歴史と文化が息づく魅惑の国際都市」か
 「鎌倉禅:禅と武士文化」のいずれかを
 購入すると$5の割引


鎌倉禅:禅と武士文化
■1月27日(月)6:30pm~8:30pm
■一般$15、JS会員/学生/シニア$12


■会場:Japan Society:333 E. 47th St.
■チケット購入:TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org


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