2024年1月12日号 Vol.461

剣禅道場で稽古始め
餅つきで新年を祝う

トライベッカの剣禅道場では1月7日、稽古初めが行われた。パンデミックの影響で過去3年間は集まりを自粛。リモートを併用しての開催だったため今回が4年ぶり。NY近郊から道場の参加者が集った。

乾杯で新年を祝うダニエル海老原館長(左から2人目)、全東部米国剣道連盟の片岡昇会長(中央)

正午、大太鼓の合図でキッズクラスの生徒から有段者まで竹刀を振り続ける千本素振りで2024年最初の稽古がスタートした。勇ましいかけ声と共に、みな黙々と竹刀を振り続けた。12時半からは剣道の型、居合道、杖道(じょうどう)、 薙刀のデモンストレーションも行われた。


練習後は「乾杯」のあと、同道場の伝統になった「餅つき」を慣行し、日本の伝統文化を体験。子どもたちは大人に手伝ってもらいながら、「ヨイショ」のかけ声と共に、重い杵を精一杯振り上げ、餅をついた。

参加者らは、石臼でついた出来立ての餅を、いそべ、きなこ、あんこ、大根おろし、胡麻、納豆などで食し、新年を祝った。


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