2022年1月14日号 Vol.413

絵画に潜む「何か」を発見
4人展「バンダースナッチ」

(上段左から)新宮大史、小中寛顕 (下段左から)藤本まり子、鈴木拓良

日本人アーティストによる4人展「Bandersnatch(バンダースナッチ)」が、1月20日(木)から2月13日(日)まで、ブルックリン区ブッシュウィックのギャラリー3rdEthosで開催される。

参加アーティストは、小中寛顕(4点)、藤本まり子(4点)、新宮大史(8点)、鈴木拓良(8点)。作品の他に、限定グッズ(ギャラリーのロゴとアーティストの作品をプリントしたTシャツと、トートバッグ)の販売も行われる。



展示タイトルの「バンダースナッチ」は、「不思議の国のアリス」の作家、ルイス・キャロルが、その詩「ジャバウォックの詩」と「スナーク狩り」の中で生み出した、鏡の中に出てくる架空の生物だ。

情報が氾濫する現代を生きる4人のアーティストが、それぞれの思いを反映させたキャンバスは、この幻の生き物バンダースナッチのような存在というのが、タイトルのコンセプト。絵画を覗き込んだ時に初めて見える「何か」を、鑑賞者に見つけてもらいたいという思いを込めた作品群だ。

■1月20日(木)〜2月13日(日)
■会場:3RDETHOS Gallery
 154 Knickerbocker Ave., Brooklyn
https://3rdethos.com


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