2020年1月24日号 Vol.366

阪神淡路大震災から25年
哀悼の意を被災地へ


被災者に黙祷を捧げる中垣法師と参加者


NY兵庫県人会「クラブGO!」米国北東支部と神戸インターナショナルクラブは1月16日(木)、日系人会(JAA)で阪神淡路大震災追悼式典及び懇親会を共催した。

1995年1月17日に震災が発生してから今年で25年。「クラブGO!」では2010年から故郷に向け、追悼の取り組みを行ってきた。東日本大震災や熊本地震の発生以後は、ニューヨークの宮城県、秋田県、岩手県、福島県の各県人会、北海道ゆかりの会、大阪の会、ばってん会などとも協力し、支援活動を続けている。

当日は、在NY日本国総領事館から山野内勘二総領事・大使、兵庫県ワシントン州事務所の河知秀晃所長の他、前述の県人会会長らも出席。追悼式では、はじめに大西哲也兵庫県人会会長、続いて山野内大使が挨拶。井戸敏三兵庫県知事と久本喜造神戸市長からメッセージが届けられ、河知所長、藤崎仁美神戸インターナショナルクラブNY支部長がそれぞれ代読。来賓を代表して、ほくほく会(東北6県と北海道)会長で青森県人会の松浦玲子会長が、後世に何を伝えていくべきかを述べた。

ピアニスト三原有利加さんと ソプラノ歌手田中智弥(たなかもとみ)さんによる鎮魂曲を聴いた後、NY平和ファウンデーション会長の中垣顕実法師とともに黙祷、被災者に哀悼の意を表した。


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