2024年1月26日号 Vol.462

ニューヨークに新しい美術館が誕生
最先端技術で五感を刺激
「マーサー・ラボ、ミュージアム・オブ・アート・アンド・テクノロジー(MOAT)」

マンハッタンに、イマーシブ(没入型)展をテーマにした美術館「マーサー・ラボ、ミュージアム・オブ・アート・アンド・テクノロジー(MOAT)が誕生する。

Photos Courtesy of Mercer Labs

イスラエルのアーティスト、ロイ・ナチュム氏と、不動産業界で活動するマイケル・ケイア氏によるプロジェクトで、「アートとテクノロジーを融合させたニューヨーク初の没入体験型の美術館」といった触れ込みだ。



場所は、ダウンタウンの老舗ディスカウント・デパート「センチュリー21」が店舗を構えていたビルで、総面積はおよそ3万6000スクエアフィート。3階建ての内部に、「最先端技術を駆使し、五感を刺激する」ようにデザインされたユニークな15種のイマーシブ・アートが展開。グランドオープンは「2月」と案内され、現在、限定公開中だ。

展示の他にも、限定品、特別なコラボレーション、MOATスタッフが手がけたオリジナルデザインにフォーカスしたコンセプト・ショップも併設される予定。

Photos Courtesy of Mercer Labs

★「3D酔い」に注意

MOATに限らず多くのイマーシブ展で注意したいのは「3D酔い」だ。動く映像を長時間眺めているうちに、めまいや吐き気など「乗り物酔い」の症状が起きることがある。加えて、てんかん、感覚処理障害、閉所恐怖症、めまいなど、日常的な不安を持つ訪問者は注意するよう案内している。

Mercer Labs, Museum of Art and Technology (MOAT)
■正式オープン:2月を予定
■住所:21 Dey Street.
■大人$52、シニア/学生$46、
 4〜17歳$46、3歳以下無料
https://www.mercerlabs.com


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