写真で観るヒップホップの革命 国際写真センター(ICP)
「コンタクト・ハイ:ビジュアル・ヒストリー・オブ・ヒップホップ」
展示風景 (Photo by Michael Mooney for ICP)
ローワーイーストサイドの「国際写真センター(ICP)」で5月18日(月)まで、ヒップホップ・アーティストをフィーチャーした写真展「コンタクト・ハイ:ビジュアル・ヒストリー・オブ・ヒップホップ」が開催されている。
1970年代、ニューヨークのブロンクスで誕生したとされるヒップホップ(hip hop) 。「hip =かっこいい」と「hop=跳躍」を合わせた造語で、音楽、ダンス、アート、ファッションなど、「弾けるブラック・カルチャー」を誇って、「ヒップホップ」と呼ばれるようになった。
展示は、ジャーナリストで作家のヴィッキー・トバックが手掛けた同名写真集(2018年)がベース。1970年代後半から2000年代後半までの約40年間に撮影された写真、コンタクトプリントなどを編集。ミュージシャンの写真と共にカメラマンの撮影秘話なども綴られ、全米ベストセラーになった。本展ではそれらを元に、トバックがキュレーションを、ヒップホップ・カルチャーのパイオニア、ファブ・ファイヴ・フレディーがクリエイティブ・ディレクションを担当。ジャネット・ベックマン、ジャメール・シャバズ、ゴードン・パークスなど、約60人のカメラマンによるおよそ150点におよぶ作品を展示している。ミュージシャンたちを通し、政治、ファッション、カルチャーに与えた影響など、ヒップホップの歴史を辿ると同時に、彼らの「革命」を観ることができる。
CONTACT HIGH: A Visual History of Hip-Hop
■5月18日(月)まで
■会場:International Center of Photography
79 Essex St.
■大人$16、学生/シニア$12、18歳以下無料
■www.icp.org
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