2020年2月7日号 Vol.367

ゲーリー・モリワキ氏
旭日小綬章・叙勲
コミュニティーへ貢献


(左から)祝福に駆けつけた妹のリンダさん、ジーンさん、モリワキ氏


在NY日本国総領事館は大使公邸で1月22日(水)、令和元年(2019年)秋の叙勲で旭日小綬章を受章したゲーリー・シュンイチ・モリワキ(ゲーリー・俊一・森脇)氏への叙勲伝達式を開催。友人・知人、関係者らが多数出席した他、妹のジーンさんとリンダさんも参列。駆け付けたボビー・バレンタイン氏らが祝辞を述べ、モリワキ氏の息子、アダム・モリワキ氏の音頭で乾杯、受勲を祝った。

モリワキ氏は、昭和63年にNY日系人会に入会。法律家としてNY州に在住する日本人・日系人の社会福祉、教育・文化の向上、日米親善に資する同会の活動に積極的に取り組み、およそ25年の間、同会の理事、副会長、会長として、同会運営の中核を担ってきた。
東日本大震災発生後はボビー・バレンタイン氏とともに、米国東海岸地区から少年野球チームを日本へ派遣。宮城、岩手、福島の野球チームと親善試合を行うイベントを実現し、日米親善と共に、息の長い被災地支援を続けている。
ハリケーン・サンディがニューヨークを襲った際には、ボランティア団体と連携しながら、被災者支援のための救援基金を設立。日系人のみならず広く被災地域に対する各種支援を積極的に実施し、当地における日系人の地位向上とニューヨーク市民との友好関係の促進に貢献した。


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