2019年2月8日号 Vol.343

香りの世界
伝統からモダンまで
JS講演会

香りの世界


ジャパン・ソサエティー(JS)が2月12日(火)、「香りの世界:伝統からモダンまで」と題した講演会を開催する。講師は、アロマ製品の開発から香りの空間プロデュースまで手がけるアットアロマ社(本社東京)で、アロマ空間デザイナーをする深津恵氏。
日本での香りの歴史や、香りと空間デザインの相互作用、個々に合った香りの選び方などについて解説する。
西洋由来のアロマテラピーは、植物から抽出した芳香成分である精油を用い、ホリスティックな観点から行う自然療法だが、それ以外にも人類は、古代から植物の香りをさまざまな用途に利用してきた。日本でも大陸からの仏教の伝来と共に、香りをたしなむ作法としての香道が確立された。
白檀(サンダルウッド)や乳香(フランキンセンス)は古くから西洋のアロマテラピーと、日本の香道の両方で用いられている。日本ならではの香りであるヒノキやユズなどの精油も、近年は西洋でも使用されるようになってきている。
講演会の司会は、ニューヨーク・インスティチュート・オブ・アロマティック・スタディーズ共同創設者、エイミー・ガルパー氏。講演会後のレセプションでは、香りのサンプリングを楽しむ。

■2月12日(火)6:30pm
■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■一般$15、JS会員/学生/シニア$12
■TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org
★アットアロマHP:www.ataromausa.com



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