2024年2月9日号 Vol.463

NowHereで短編映画上映会
Characters Disappearing:Expanded

ソーホーのギャラリースペース「NowHere(ナウヒア)」で、短編映画上映会「Characters Disappearing: Expanded」が開催される。キュレーションは、映画監督のコナー・セン・ワーニック氏。「映画制作で貢献した人々から追加の視点を共有する、という観点で作品を選出した」と説明。今回は2人の日系人監督作品を含む4本を上映する。

①Bacon and the Boys - Yuka Murakami

ニューヨークで活動する映像作家、ユカ・ムラカミ氏の「Bacon and the Boys」=写真①=。アメリカ国旗の掲揚を断固反対する元ボーイスカウトで第二次世界大戦中に日本人収容所を経験したハルミ・『ベーコン』・サカタニさん(89歳)が主人公。その心の葛藤を描いている。

ムラカミ氏は、実験的なサウンド制作からキャリアをスタート。その後、ドキュメンタリー映画でカメラマンや編集者として活躍、2020年にエミー賞を受賞している。
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ハワイ州ホノルル出身のクリストファー・マコト・ヨギ氏の「Although the Wind」=写真②=。ヨギ氏のデビュー作「August at Akiko's」は、2018年のロッテルダム国際映画祭でワールドプレミア上映、高い評価を得た。

②Although the Wind - Christopher Makoto Yogi

その他、ルー・ザン氏の「How to Boil Time」、べサニー・イェップ氏の「are the oranges sweet?」が紹介される。

金曜夜の上映会に加え、翌土曜の午後にパネルディスカッションと、アンコール上映が行われる。

■2月16日（金）6pm〜8pm
■2月17日（土）2pm〜4pm
■会場：NowHere：40 Wooster St.
■nowhere-nyc.com
■チケット$10（1日）
■予約：https://shorturl.at/jxC28

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