2020年2月21日号 Vol.368

挾間美帆 &「m_unit」
グラミー賞ノミネート記念ライブ

Photo by Hiroyuki Seo


ジャズ・コンポーザー、音楽ディレクターとしても幅広く活躍する挾間美帆が、自身のビッグバンド「m_unit」を率いてジャズ・スタンダードに登場する。

挾間は、国立音楽大学、マンハッタン音楽院を卒業。これまで山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などへ作曲作品を提供。また坂本龍一、 鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供している。
2019年から、北欧唯一の国営放送ビッグバンドである「デニッシュ・ラジオ・ビッグバンド」の首席指揮者に就任。そのほか「NY・ジャズ・ハーモニック(アメリカ)」、「メトロポール・オルケスト(オランダ)」、「WDRビッグバンド(ドイツ)」からも招聘を受け、作編曲家としてだけでなくディレクターとしても国内外を問わず幅広く活動している。

「m_unit」の最新アルバム「Dancer in Nowhere」は、第62回グラミー賞の最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門にノミネート。日本人アーティストとしてジャズ部門にノミネートされるのは2011年の上原ひろみ以来で、新設された同部門ではじめての快挙を達成した。今回はそれを記念し、2日間にわたりパフォーマンスを行う。ちなみに、同部門の前身であるベスト・ジャズ・インストロメンタル・パフォーマンス-ビッグバンド部門には1994年に穐吉敏子がノミネートされている。

2月25日(火)・26日(水) 7:30pm / 9:30pm
Jazz Standard:116 E. 27th St.
$30〜
212-576-2232
jazzstandard.com



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