2024年2月23日号 Vol.464

華道+伝統芸能、日本文化の多様性を紹介
いけばなインターナショナルニューヨーク
チャプター#7

いけばなインターナショナル ニューヨーク(IINY)チャプター#7(支部長:田村波津枝スタイン氏)は2月8日(木)、ニューヨーク日系人会で、生け花のミニ展示会に加え、日本の伝統芸能を楽しむ交流会を開催した。

(左写真)山岸領事(前列左から2人目)と出演者を囲んだいけばなインターナショナル ニューヨークチャプター#7の役員たち
(右写真)田村波津枝スタイン支部長

当日は、およそ50人が参加。在ニューヨーク日本国総領事館から山岸あおい領事も駆け付け、日本の芸術美と伝統文化を楽しんだ。
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この日のハイライトは、日本で古くから親しまれ、独自の発展を遂げてきた和楽器、琴と三味線の演奏。「琴を世界へ」を目標に掲げ、在米30年を超えて活動する琴奏者の石榑雅代氏は、「さくら」と「アメージング・グレイス」を、石榑氏に師事する地歌三味線奏者のケン・ハッチンソン氏は、古典曲「さらし」を、加えて両者の琴と三味線による現代邦楽「F・L・Y」(沢井比河流作曲)などが披露された。来場者は、日本の歴史と伝統を今に伝える音色を堪能した。

石榑雅代氏(左)とケン・ハッチンソン氏

演奏後は、見た目も鮮やかな日本の折詰弁当に舌鼓を打ちながら、和やかに歓談。メンバーにより展示された華やかな生け花の数々を楽しみながら、交流を深めた。

生け花のミニ展示会

田村支部長は、「このイベントは、日本文化の多様性と芸術性を紹介する素晴らしい機会となりました。IINYチャプター#7は、今後もこのような文化交流の場を提供し、アメリカで日本文化を広げると同時に、理解を深めることを目指していきます」と今後の指針を述べた。

Ikebana International New York
Chapter7
www.ikebanany.org


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