2021年2月26日号 Vol.392

NYエンタメ、いよいよ再起動!
NY市内で300以上
「NYポップスアップ」

2月12日の記者会見でNYポップスアップ」について発表するクオモNY州知事(Photo: Mike Groll/Office of Governor Andrew M. Cuomo)

NY州では2月20日(土)から、ライブ・イベント「NYポップスアップ(NY PopsUp)」がスタート。コロナ禍で消えたニューヨークのエンターテイメントを段階的に再開させていくパイロット・プログラムで、9月6日のレイバーデーまで継続。NY市内では300以上が予定されている。

会場は公園、駅構内、地下鉄、美術館、スケートパーク、街角、駐車場、店頭など。基本的に観覧無料だが、観客が大勢集まらないよう事前告知は行わない。小規模なイベントからスタートし、状況を判断しながら徐々に規模を拡大していく。



また、屋内シアターで、座席が固定されておらずソーシャル・ディスタンシングが確保できる「フレックス・ベニュー」も段階的に再開する。2月8日の発表によれば、SHED、アポロ・シアター、ハーレム・ステージ、ラ・ママ実験劇場、アリス・ブッシュ・オペラシアターなどが条件に該当。公演はコロナ感染予防ガイドラインに従うことが求められる。

ジャビッツセンターで行われたNYポップスアップのパフォーマンス (Photo by Don Pollard)

「NYポップスアップ」のハイライトは、20周年を迎える「トライベッカ映画祭」(6月9日〜20日)と、同じく6月開園予定の水上公園「リトル・アイランド」の開幕だ。「NYはコロナ禍を通してリーダーだったが、芸術を復活させるため、NYは再びリーダーとなる」とクオモ知事。世界に類を見ないエンタメ都市が、いよいよ再起動する。


NY PopsUp
■会場:NY州内各所
https://nypopsup.com


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