2021年2月26日号 Vol.392

日本クラブ・ウェブギャラリー
「震災を超えて、福島から世界へ」
海への感謝と津波犠牲者への鎮魂

吉野祥江「繁栄と衰退」

日本クラブ・ウェブギャラリーが3月5日(金)から 31日(水)まで、展覧会「震災を超えて、福島から世界へ」を開催する。東日本大震災から10周年を記念したバーチャル展示だ。

日本の一般社団法人「海の日芸術祭」の協力を得て開催する。主宰者である現代アーティスト、生田目満夫(福島県郡山市在住)を含めた、海を愛する現代芸術家25人の作品(平面作品23点、立体作品2点)が展示される。震災前の福島の豊かな海への感謝と、津波の犠牲者への鎮魂の思いを込めた作品群。



生田目は、「原発事故の風評は依然として根強いですが、故郷の海の美しさは変わっていません。芸術作品を通し、改めて福島の復興への歩みを多くの人に知ってもらえればと思います」と話している。

ミッキー吉野

初日3月5日午後7時から、バーチャル・オープニング・レセプション「震災を超えて、福島から世界へ」が開催される。出展作家らが震災への思いと作品について話をするほか、音楽ゲストのミッキー吉野の演奏を楽しむ。ゴダイゴのリーダーとして知られる吉野が、ヒット曲「ガンダーラ」などを演奏する。



■3月5日(金)~31日(水)
■会場:日本クラブ・ウェブギャラリー
https://nippongallery.nipponclub.org
★バーチャル・レセプション
■3月5日(金) 7:00〜8:00pm
■参加無料(要登録)www.nipponclub.org
■問合せ:gallery@nipponclub.org


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