2019年3月15日号 Vol.345

スリーマイル原発事故40周年 
展示や映画、多方面から考察

原発事故


今年はスリーマイル島原発事故から40周年。原発や放射能をテーマにしたイベント「If the Wind Blows」が3月7日(木)から始まり、4月13日(土)まで開催されている。
アメリカ史上最悪の原発事故後、全米で反核抗議運動が起こった。スリーマイル島の原子力発電所は2019年に閉鎖され、インディアンポイントの原子力発電所は2021年までに閉鎖予定だ。
期間中、会場では環境問題を扱った資料、アート作品、折り鶴、アーティスト松澤宥の詩集などを展示。日本の実験映画4本を同時上映する「メルトダウン」や、第五福竜丸の被ばくを伝えるドキュメンタリー「放射線を浴びたX年後」=写真=と「放射線を浴びたX年後2」(伊東英朗監督)、スリーマイル事故の証言をテーマにした映画「私たちはモルモット」(ジョアン・ハーヴェイ監督)などを上映。また、「スリーマイル島40周年レポート」と題して、福島のジャーナリスト藍原寛子氏、スタンフォード大学教員の佐藤恭子氏、アーティスト田中康予氏による現状報告など、多方面からのアプローチで原発問題を掘り下げる。
詳細はオフィシャルFBサイト(別記)で。

■4月13日(土)
■会場:20/20 Garelly
 323 W. 39th St.
facebook.com/events


■3月17日(日) 2:00pm
○映画 MELTDOWN(短編4本)
■3月30日(土) 2:00pm
○映画「私たちはモルモット」
■3月30日(土) 4:00pm
○スリーマイル島40周年レポート
■4月9日(火) 7:00pm
沖縄音楽と映画上映
○映画「放射線を浴びたX年後」
■4月11日(木) 7:00pm」
○映画「放射線を浴びたX年後2」


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