2024年3月15日号 Vol.465

癌の免疫療法の研究に取り組む
佐藤隆美氏へ在外公館長表彰

在ニューヨーク日本国総領事館は2月29日(木)、大使公邸でトーマス・ジェファーソン大学の佐藤隆美教授に対し、在外公館長表彰伝達式を行った。
 
佐藤教授は1991年の渡米以来、一貫して癌の免疫療法の研究に取り組み、眼にできる悪性黒色腫(メラノーマ)の肝臓転移に対する治療を確立した。同治療を行える医師は他になく、全米のみならず他国からも患者が治療を受けにフィラデルフィアのトーマス・ジェファーソン大学へ来ている。
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同氏は、2010年より米国財団法人野口医学研究所の評議員会会長として、米国への留学を希望する医師、医学生に対し、臨床留学プログラムを提供するほか、アメリカの医療現場の見学希望者、医療に関する研究に携わりたい人たち、様々な対象者に応じて、その目的が達成できるプログラムを用意し、日米の医学交流を推進している。


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