2024年3月15日号 Vol.465

「教授」最後の演奏収めたドキュメンタリー
上映会に息子の空監督が来場・登壇
「坂本龍一:オーパス(Opus)」

「教授」と愛称された坂本龍一による最後のパフォーマンスを収めたドキュメンタリー「オーパス(Opus)」が3月15日(金)から、リンカーンセンターのウォルター・リード・シアターとエリナー・ブーニン・マンローフィルムセンターで上映される。監督は、坂本の息子で映像作家の空音央(そら・ねお)。

Ryuichi Sakamoto | Opus (Photo courtesy of Neo Sora @2022 KAB Inc.)

本作は2022年末、東京のNHKスタジオで8日間に渡り収録されたもの。当時、すでに闘病生活は2年以上で、最後の力を振り絞り、演奏に臨んだという。

スタジオには、坂本のためにカスタムメイドされ、愛用ししていたヤマハのグランドピアノが設置。共に歩んだ相棒でもある楽器と向かい、坂本自身が選んだ20曲を演奏、活動の軌跡を巡る。
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息子を筆頭に友人たちの愛情とともに完成した「オーパス」は、哀愁に溢れ、痛々しいほどに美しい坂本のワンマン・ショーとなっている。

16日(土)の午後3時半、および午後9時半の上映時、空監督が来場・登壇する。
詳細はオフィシャルサイトで確認を。

Ryuichi Sakamoto: Opus
■3月15日(金)〜21日(木)
■会場:①Walter Reade Theater
 165 W. 65th St.
②Elinor Bunin Munroe Film Center
 144 W. 65th St.
■一般$19(マチネ$12)
 学生/シニア$16(マチネ$14)
https://www.filmlinc.org/films/ryuichi-sakamoto-opus

★監督来場日
●3月16日(土)3:30pm Q&A
●3月16日(土)9:30pm 舞台挨拶
●特別料金:一般$19、学生/シニア$16


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