2024年3月15日号 Vol.465

ほくほく会主催
「3.11東日本大震災・追悼式」
エンタメと郷土料理を楽しむ

東北6県と北海道の各県人会メンバーで構成される「ほくほく会」は3月10日(日)、ニューヨーク日系人会館で「第14回3・11東日本大震災追悼式」を行った。

黙祷を捧げる参加者

今回は青森県と福島県が幹事を務め、青森県人会の金澤惠之会長が司会進行役を担当した。二部構成で行われた同会、金澤会長の挨拶で第一部が始まった。

来賓を代表して、地震被害の経験を持つ兵庫県から大西ジョッシュNY兵庫県人会会長、ほくほく会を代表して大清水良裕NY宮城県人会会長が登壇した。

北海道ゆかりの会メンバーで映像作家・溝口尚美による「アイヌ民族の昨今」が、衣装や楽器など実物も交えて披露された。
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犠牲者に黙祷を捧げた後、エンターテイメントがスタート。詩人・金子みすゞ生誕100年を記念し、金子の詩に金澤惠之が12作品を作曲。その中から4曲を中川直子(ソプラノ)が金澤のピアノで披露した。ソプラノ歌手の青木麻菜美の歌、草島叶美のダンス、寺久保エレナのサックス演奏のあと、民舞座による踊りで第一部が終了。

昨年13回忌を終え、今年から「前向きな明るい会」を合言葉に行われた今回の追悼式。第二部は懇親会が行われ、各県が持ち寄ったお酒、郷土料理を楽しんだ。


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