2018年3月16日号 Vol.321

ホクホク会主催
第7回東日本大震災・追悼式


地震が発生した同時刻2時46分に、黙祷を捧げた参加者


東北6県と北海道の各県人会メンバーで構成される「ホクホク会」は3月11日(日)、日系人会館で「第7回東日本大震災・追悼式」を行った。復興への願いを込め、各県人会メンバーに加え、在ニューヨーク日本国総領事館の煖エ礼一郎総領事・大使、石塚隼人領事部長も参加した。
追悼式は2部構成で行われ、第1部ではまずはじめに煖エ総領事・大使が、続いて宮城県人会の佐々木健二郎名誉会長が挨拶。また今年も阪神淡路大震災を経験している兵庫県から、NY兵庫県人会の藤崎仁美副会長が出席。これまで兵庫県で官民一体となった復興活動を紹介した。
今回は、福島県の大沢泉さんが、今後の福島について考える「第三回在外県人会サミットに出席して」、宮城の白田正樹さんが、赴任先の宮城で犠牲となったテイラー・アンダーソンさんの家族との交流を追った「石巻の遠藤夫妻とアンダーソン・ファミリー」、岩手県を訪れた竹田勝男さんは「釜石と大槌の今」と題し、被災地レポートを発表した。
最後はNY仏教連盟の中垣顕實法師が読経。地震が発生した同時刻2時46分、哀悼の意を表し犠牲者に黙祷を捧げた。第2部の「懇親会」では、今後について積極的な意見交換を行った。


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