マルチメディアと伝統音楽
テュルク民族の伝説
「Qyrq Qyz (Forty Girls)」

Qyrq Qyz (Forty Girls), AKDN / Jennifer Hauck

ブルックリンのBAMとアガ・ハーン・ミュージック・イニシアチブ(AKMI)の共催で「Qyrq Qyz(Forty Girls)」と題した公演が3月23日(金)・24日(土)、BAMハービーシアターで行われる。ウズベキスタンの女流映画監督サダット・イスマイヨーヴァの映像を背景に、女性パフォーマーたちが中央アジアの伝統的な楽器、ドゥタール(2弦リュート)や奚琴(けいきん)、口琴(こうきん)などを演奏し、歌い、演じる。それぞれ、カザフスタン、カラカルパクスタン、キルギス、ウズベキスタンなどの出身で、AKMIが展開する教育プログラムの中で活動している。音楽は同じくウズベキスタンが世界に誇る作曲家、ドミトリ・ヤノフ=ヤノフスキが担当。

物語は、侵略者と戦ったテュルク系民族の10代の戦士と40人の少女たちにまつわる伝説がベース。マルチメディアと伝統音楽の共演のみならず、何世紀にも渡り男性支配が伝統として残る同地域で、文明の原動力となった女性たちの力と能力に敬意を表した作品。

Qyrq Qyz (Forty Girls)
■3月23日(金)・24日(土)
■会場：BAM Harvey Theater
　651 Fulton St., Brooklyn
■$25〜
■www.bam.org

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