2018年3月16日号 Vol.321

日本の国際人権NGO
女性の地位向上に向け
スピーカーに伊藤氏


国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(本部・東京)が、3月16日(金)ミッドタウンの会場で、英語での討論会を開催する。テーマは「#MeTooからの新たな挑戦~声を上げた人たちを守ろう&社会意識を変えよう」。国連本部で3月に開催される第62回女性の地位向上委員会の関連イベントだ。参加は無料。
ヒューマンライツ・ナウは、国連特別協議資格を持つ日本初の国際人権団体。ニューヨーク、ジュネーブ、ミャンマーなどに事務所を置く。特にアジアに注力し、人権保障の促進や人権保護のための活動を展開している。
討論会は、日本のジャーナリスト伊藤詩織氏をメインスピーカーの一人に迎える。#MeToo運動について、世界中から国連本部に集まる女性の権利擁護団体等と意見を交換する。
伊藤氏は、政治的影響力のあるジャーナリストから暴行を受けたことを明らかにした際、メディアから無視されるどころか社会からバッシングを受けた経験を持つ。世界には、社会的、文化的、そして法的な障壁のため、女性が声を上げられない国も多くある。
この討論会では、こうした状況を改善するための法律や社会制度について議論をすることを目的としている。

■3月16日(金)4:30pm
■会場:The Armenian Convention Center
 Vartan Hall
 630 2nd Ave.(@ 35th St.)
■参加無料
■問合せ:hrnnyinfo@gmail.com



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