2018年3月16日号 Vol.321

生命科学フォーラム2018
研究内容を一般向けに解説


昨年のサイエンスフォーラムに携わった若手研究者たち


一般向けの、日本語による医療フォーラム「NY生命科学フォーラム2018〜未来を拓く〜」が4月7日(土)、ニューヨーク大学ランゴーン・メディカルセンターで開催される。主催は、米国日本人医師会(JMSA)と独立行政法人日本学術振興会(JSPS)。
このフォーラムは、生命科学分野の研究者と、その他さまざまな分野の人々が交流し、互いの視野を広げようとの趣旨で、2015年に始まった。本来難解な医療研究内容を、研究者らが一般向けにわかりやすい表現で、日本語で発表。
生物化学の知識がない一般の人も興味が持てる内容にと、フォーラムの運営に携わる若い研究者らが毎年工夫に工夫を重ねている。
今年の発表は、免疫からの創薬についてほか、薬分野での研究発表が3本、アメリカで医療キャリアを築くためのアドバイスや、人工知能、臓器創出への展望など、最前線の内容をカバーする。
特別企画「NASA地球外生命探査最前線」では、NASAの研究室から小野雅裕氏がビデオによる遠隔講演を行う予定。
フォーラムと並行し、子供を持つ参加者のためにプレイルームも準備。ジャムズネット(NY邦人医療支援ネットワーク)やYMCAの協力で、アートやダンスなどの子供向けイベントと、保護者向けセミナーを開催。
フォーラム当日の混雑を避けるため、事前登録を推奨。

■4月7日(土)9:00am〜7:30pm
■会場:NYU Langone Medical Center, Farkas Auditorium
 550 1st Ave. (at 32nd St.)
■一般$20、学生無料、キッズイベント$10
■詳細・事前参加登録:http://jmsa-nyc-forum.org/registration
■問合せ:jmsa.ny.2018@gmail.com



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