2018年3月16日号 Vol.321

JALと北斎コラボ
浮世絵にみる日本文化


レセプションに参加したマイヤー氏(右から2人目)と内山氏(右)


日本航空(JAL)は2月28日(水)から3月3日(土)の4日間に渡り、グランドセントラル駅内のバンダービルトホールで「Journey to the World of HOKUSAI」を開催。一般公開に先駆けて28日午前、オープニングレセプションが行われた。
ヨーロッパで人気を博し、流行した「ジャポニズム」の原動力とも言える江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎。その作品に焦点を当て、北斎が描いた民衆の生活や風俗を通して、改めて日本文化を知ってもらおうという試みだ。
当イベントでは、凸版印刷が「北斎漫画」を4Kクオリティーのデジタルで再現し、巨大スクリーンで上映。来場者はマウスの操作で、拡大して見ることができる。日本からは同社の内山悠一文化事業推進本部主任も来米した。加えて、写真や、日本酒のテースティング・ブースも設置された。
同時に会場では、ビジネスクラスの新型シート、機内食を紹介。米州支配人室・旅客販売部ディレクターのスティーブ・マイヤー氏は、「これまでは日本人客が過半数を占めたが、2020年の東京オリンピックでは、総力を挙げて非日本人客の獲得を目指したい」と目標を掲げた。


HOME