2023年03月17日号 Vol.441

ほくほく会主催
「3.11東日本大震災・追悼式」

黙祷を捧げる中垣法師(右)と参列者

東北6県と北海道の各県人会メンバーで構成される「ほくほく会」は3月5日(日)、日系人会館で「第13回311東日本大震災追悼式」を行った。今回は岩手県が幹事を務め、同県人会の藤島誠会長が司会進行役を担当した。

今回も2部構成で行われ、まず初めに在ニューヨーク日本国総領事館の坂本徹領事部長がオンラインで参加。開催の労をねぎらうとともに、被災者へ哀悼の意を表明。また依然として避難所生活を強いられている被災者に見舞いの言葉を送った。

続いて地震被害の経験を持つ兵庫県から、藤崎仁美北東アメリカ兵庫県人会副会長が挨拶。岩崎雄亮岩手県人会名誉会長のメッセージが代読された。


今回も「ふるさと便り」として、宮城県からは現在、自治体国際化協会ニューヨーク事務所駐在で宮城県国際政策課の長沼理沙さんが「宮城県だより」を、福島県は太田あや(Bio Arts Inc)氏が「ニューヨーカーに愛される福島のお酒とお米の秘密」を紹介。岩手県からはPRビデオが上映された。最後はニューヨーク平和財団の中垣顕實法師が読経。哀悼の意を表し犠牲者に黙祷を捧げた。

第2部の懇親会では、ジャパン・コーラル・ハーモニー「とも」がコーラスを、民舞座は、「鬼剣舞」と「西馬音内盆踊り」を披露。ワイン、ビール、酒と共に各県人会が持ち寄った郷土料理を楽しんだ。


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