2020年4月3日号 Vol.371

2020年国勢調査がスタート
インターネットで簡単回答、所要時間約10分
「センサス2020」




国勢調査「センサス2020」がいよいよ開始、回答に必要な書類の郵送が始まっている。
アメリカ合衆国憲法は、10年毎に国勢調査を行うことを義務付け。国勢調査の結果に基づき、議会における各州の議席数や選挙区の画定、6759億ドル以上の連邦政府資金を、毎年どのようにコミュニティへ分配するかなどを決定する。
滞在ステイタスに関係なく国勢調査への回答は必須。「Shape your future. START HERE(未来のカタチ。ここからスタート。)」をキャッチコピーに、英語はもちろんのこと日本語を含む13言語に対応。全米全てのコミュニティから正確な人口統計を集め、その構成を把握することが目的だ。
「センサスに答えることで、自分が住む地域の生活向上に貢献することになる」と国勢調査局は説明している。
また、連邦法により、集められた個人情報や回答は保護され、政府機関や裁判所と情報を共有することもない。
国勢調査事務局は3月18日時点で、1100万以上の世帯が回答済みと発表。また、計数漏れが無いよう5月下旬から国勢調査員が回答していない世帯への訪問を開始する予定だ(新型コロナウイルス感染の影響で日程変更も有り)。

ウェブサイトから簡単に回答

今回からインターネットでの回答が可能となり、より便利になった。PC、スマホ、タブレットなどから専用サイト(別記)にアクセスして質問に答えていくもので、所用時間10分程度。なお、一定期間を過ぎてもインターネットからの回答が無い世帯へは、紙の調査票が郵送されてくるため、ネット接続ができない場合でも回答は可能。
詳細は日本語ウェブサイト(別記)で。

オフィシャルサイト(日本語)
2020census.gov/ja



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