2024年4月12日号 Vol.467

シャドーボックス展
大橋禾苗+大橋稿二
平面画に命を吹き込む

「シャドーボックス(切り絵アート)」を日本に紹介し広げた第一人者のひとり、大橋禾苗(おおはし・かなえ)氏と、息子で画家・イラストレーターの大橋稿二(おおはし・こうじ)氏による作品展「Mythical Shadows: Year of the Dragon」が4月27日(土)から5月19日(日)まで、アッパーイーストの「Gallery 60 NYC」で開催される。共催は、ヌーンタン・エンターテイメント・インク。

「シャドーボックス」は、絵柄を切り抜き重ねることで、立体感や奥行きを出し作り込むアート。光と影の立体芸術と呼ばれ、平面の絵に命を吹き込む超絶技巧だ。
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夫の転勤でニューヨーク滞在中にシャドーボックスと出会い、修得した禾苗氏。帰国後は自らの腕を磨くと同時に、多くの講師を育成。海外でも多くの賞を受賞し、「シャドーボックスを手工芸から芸術の域にまで高めること」を目標に活動を続けている。

今回、展示されるのは、画家として活動する息子・稿二氏のカラフルでポップな原画を、禾苗氏がシャドーボックスとして立体化。龍に特化した作品群を披露する。繊細で複雑な「神の手さばき」を間近で鑑賞できるまたとない機会となる。

■4月27日(土)〜5月19日(日)
■オープニングレセプション:4月27日(土) 5pm-7pm
※予約奨励:gallery60nyc@gmail.com
■会場:GALLERY 60 NYC
 208 E 60th St., 2nd Fl.
www.gallery60nyc.com


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