村上真司 個展「2600」
ゲーム文化とハイテク融合
ソーホーのギャラリーNowHere(ナウヒア)が、ブルックリンを拠点に活動する画家・村上真司の個展「2600」を5月5日(日)まで開催している。
個展タイトル「2600」は、世界で初めて家庭に普及した伝説のビデオゲーム「ATARI 2600」を象徴したもの。1970年代後半から80年代初めのアメリカで子供時代を過ごした人には、馴染み深いゲームと言える。
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その後、低品質な海賊版や市場の飽和により、後発のファミコンに王座を奪われた「ATARI2600」だが、ネット上では今も熱心な愛好家コミュニティーが存在。古いゲームを改造したり、まったく新しいものを作ったりと、活発な活動が見られる。
「ATARI2600」の歴史的価値と、ミニマルでノスタルジックなビジュアルに魅了された村上。今回の個展では、ニューヨークでピザを配達するオリジナルのビデオゲームや、AR(拡張現実)を活用しスマホでゲームができる絵画作品など、初期のビデオゲーム文化と最新テクノロジーを融合した作品を発表している。
■5月5日(日)まで
月火定休
■会場:NowHere
40 Wooster St.
■入場無料
■www.nowhere-nyc.com
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